複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.21 )
- 日時: 2016/12/10 17:06
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
さて、ここが幽霊屋敷か。
私は屋敷の中へ入りシステムを起動した。
私は全範囲映像分析システムと言うシステムを起動させた。全範囲映像分析システムと言うのは、私を軸にした360度の円の範囲20キロメートルの景色を見る事が出来ると言うシステムだ。簡単に言えば、凄く遠い景色が見えると言う事だ。
さて、屋敷の中には、一人の破けた眼帯をつけた美しい少女が玄関から一番遠い部屋に入ろうとしている。
何だ?うっ!私の右目が!
少女は最高に美しい。しかし、最高であるが、完成では無い。少女には右目が足りない。私は完成させたい。少女を!
私は突如、右目をくりぬきたくなる衝動に襲われた。
少女は部屋から出てきて玄関の私の方を向いている。少女は話す。
「どうして……彼とは目が合っていないのに……」
遂に、私はサングラスを投げ捨てた。
バキッ! 私の手にある右目は少女の方へ向けて落とす。
そして、私はショートして倒れてしまった。
「ここは、何処だ?」
私は目覚めると汚れた埃まみれのベットで寝ていた。
すると、少女が近寄り、私に話す。
「ここは、私のお家。ねえ、あなたって何者なの……?」
私は質問に答えようとしたが、自分の片目が無い事に気付く。
「片目が無いな。……君こそ何者なんだ?」
少女は話した。
「私はヒトミ。あなたも自己紹介して。片目とか私の事とかの話はそれからね」
私は自己紹介をした。
「私の名はブライアン。君の存在に興味を抱きこの屋敷に入らせてもらった。それで、君は何者だ?」
ヒトミは話す。
「ブライアンって呼び捨てで良いよね。私は、呪いをかけられている少女。内容は、私の瞳を見た者は、右目を私に渡してしまうと言う呪い。これで良いかしら。それじゃ、ブライアン。あなたは何者なの?」
何と答えるか。まあ正直にアンドロイドと話した方が良いだろう。人間と名乗りたくも無いしな。