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複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.230 )
- 日時: 2016/03/03 19:26
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
第二十六章 名も無き大我
「どうも、津田です。やっと会えましたね」
施設から脱走していた、右目無きアンドロイド、ブライアン。雑魚と呼ばせないスライム、ダイラタンシー。奇跡の女医、奏雲 梨琉。記憶操作をされ気絶中の、星空 三月は、途方も無く、街を彷徨っていた。
奏雲は津田を見つめる。
「津田。……テレパシーで言っていたけれど、安全な場所って此処なの?」
「ええ、そうです。此処は私が所属している拠点です。リーダーには、話をテレパシーで、したので、問題ありません。……まあ、返答は不可なので、実際分からないんですが」
見た目はボロアパートの拠点を皆は入る。
内装は意外にもお洒落なアパートだった。
そして……目の前には、虎がいた。
ダイラタンシーは戦う姿勢を見せる。
「何処が安全なんですか。思いっきり危険ですよ」
虎は話す。
「お前は、人間が嫌いか?」
「……共存するべき生き物です」
「そうか……。しかし、人間はお前等の事を嫌う」
「ええ……。そうですね……。今の人間は我々と言う存在を抹消しようとしてますからね……。その部分は否定できません。しかも、人間同士で、争う事もあるらしいですから……」
「俺は月丘 幻虎。人と関わるのは嫌いだ」
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