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月丘は皆の方に向ける。

「それじゃ、今から仲間に連絡を津田がテレパシーで取るよ」


暫く皆は待つ。


入口の扉が開かれ、人が入る。

月丘は整列させる。

「それじゃ、互いに自己紹介を」

まず、奏雲達が、自己紹介をした。星空は気絶していたので、ブライアンが代わりに紹介した。

そして、姿無き虎の仲間が自己紹介する。

「俺の名前は、ジェイコブ。宜しくね。超能力は無いよ」

最初から居た少女が自己紹介をする。

「どうも！私の名前は、文　富美(かざり　ふみ)です。普段は高校生です。超能力は……文字を動かせる事です」

「草野　英二(くさの　えいじ)。……超能力は言わない。……僕はまだ、君達を信用していないからね……」


月丘は草野の所に向かう。

「おい、坂本と堂宮は？」

「坂本さんは、別の用事で来られないみたい。堂宮さんは、男の人とデートって言って、どっか行った……」