複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.249 )
日時: 2016/03/08 20:16
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

陸田と五十嵐 光成とルルディは、廃墟になったビルでパーティをしていた。

「ほら、今日は教祖様から買った陰陽師グッズもある!騒ぐぞ!」

陸田は親と親に等しい者を失った五十嵐とルルディを励ます為に、必死に盛り上げている。

ルルディは五十嵐に話す。

「五十嵐さん、ワタシは、一つ気がかりがあります.....」

「……気がかり?なんだいそれは?」

「....アルベルトの行方です」


アルベルトはルルディにより、殺されていた。しかし、ルルディは確証を得る事は出来ていなかった。

「今思えば....右腕のガントレット型ランチャーで確実にアルベルトを爆破させるべきだった.....!例え、ランチャーから出た弾を切断シテも爆発ハ出来ル.....ソレとも、左腕から出る斬る事の出来ないビームキャノンを....ワタシの目ノ前デ、死ヌ姿ヲ....」

「……ル、ルルディ?大丈夫か?」

「....!ワタシは何を考えて.....」



陸田と五十嵐とルルディはカラオケを廃墟で行った。






周りは騒音の為廃墟に行くが、陸田組と言う文字が廃墟の入口に書かれており、周りは黙るしか無かった。




HNRΩは霜月 毬を捜索する為、フリューレと藍楷の元へ行く。


藍楷はライフルを触る。

「結局、撃たないんですか?」

「合図ガ無イ場合ハ撃たナイ....この事ハ、サッキ言われタ気がするガ...」


HNRΩは歌声に耳を傾ける。

「この騒音は何だ?……面倒臭いし、どうでも良いが。とりあえず、重要そうな情報は神に送った。此処から先は俺一人で十分だ。と言うか、俺に対しての依頼だ。お前等は帰って良い」

藍楷は強い口調でHNRΩに向ける。

「でも、クメーラ戦では協力したじゃないですか!」

「ああ、そうだな。だから、大嶽には、報酬を分ける予定だったからだが?……そう言えば、藍楷も協力していたな、報酬が来ていないからすっかり、忘れていた。まあ、思い出すのも面倒だが……」

「お金お金って……仲間じゃないんですか?」

「何を人間みたいな事を……。本来、我々は組織なんて造るべきでは無い。分かっているだろ?」

そう言って、HNRΩは去る。

「ワタシも、同意見ダ....人間ミタイに、寄リ添ウ必要ハ無イ」






HNRΩは歌声の方向へ向かっていた。

「……アジトの方向と騒音の方向が重なるとは」



HNRΩは聞いた事のある声を聞き、立ち止まる。

「……この声はフリューレか?いや……そんな訳が無い。……面倒臭いが……」

陸田組と書かれた入口を無視して歌声の中に入る。





一方、フリューレと藍楷は。

フリューレを見つめる者がいた。

「あれ?確か……ルルディ……だったっけ……。もしかしたら、七里の居場所分かるかもな」


フリューレを見つめる者は二人に近づく。

「……ルルディだったよね?」

フリューレはその者を見つめる。

「ああ!この姿だから分からないか!俺は……」

「アンナ欠陥ヒンと一緒二....スルな」

フリューレは高周波震動マチェットを取り出し、その者の首を目掛けて斬ろうとする。

その者は咄嗟に避ける。

藍楷はフリューレを宥める。

「貧民層街でも、殺人は駄目だよ!警察が来ちゃう!それに、撲滅じゃなくて管理だから!」






「不完全ナ人間ノ法二、完全ナ、アンドロイドが従ウ義理等ナイ.....」