複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.250 )
日時: 2016/03/09 11:50
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

フリューレは高周波震動マチェットを話しかけた者に向ける。

「目標捕捉 排除しマス......」

「排除……?おいおい、冗談……だよね?」

藍楷はフリューレを説得している。

フリューレは人間には読み取れない高速言語を呟く。

「凶器、高周波震動マチェット装備完了.....強襲開始」

フリューレは藍楷を無視して話しかけた者を何度も斬り裂こうとする。

話しかけた者はフリューレの攻撃を避ける。

話しかけた者は避けている最中に床に転ぶ。

フリューレは見逃さず、高周波震動マチェットで話しかけた者の腹を斬り裂こうとする。

話しかけた者は足でフリューレの足元を蹴飛ばす。

フリューレはバランスを崩し、転ぶ。

藍楷は驚く。

「普通の人間は、アンドロイドの足を蹴飛ばしても、物怖じしないはずです……。あの人は何者なんでしょう?」



話しかけた者は呟いている。

「体が合いませんね……」

藍楷はインターネットで検索する。

藍楷は驚く。

「あの人は……脱獄者です!名前は、葛城 充一。ネットニュースで発見しました!」

葛城は藍楷を見る。

「……成程。僕の名前は葛城と言うのか」

フリューレは左手に装着する高出力のビームキャノンを葛城に向ける。

「銃器、ビームキャノン装備完了.....強襲開始」

フリューレは葛城に何度もビームキャノンを発射する。

葛城は慌てて避ける。

「冗談でも、これはやりすぎですよ?」

葛城は拳銃をフリューレに向ける。

フリューレは葛城の発言を無視して、ビームキャノンを撃ち続ける。

葛城は物凄い速さで、フリューレの目の前に行き、左手を掴む。

「ルルディさん、私はゼロです。恐らく、七里さんから話は聞いているはずですが……?」

「ワタシは欠陥ヒンではナイ....ワタシの名ハ、フリューレ」

葛城は驚く。フリューレは隙を見逃さず、右手に持っている高周波震動マチェットで葛城を斬る。

葛城は高周波震動マチェットを避ける為に大きく飛ぶ。その為、かすり傷で済み、葛城は高所へ移動する。

葛城は腹から大量の出血が出る。

「……!……人間の身体は壊れやすいな……」


フリューレは、素早く、特殊徹甲弾を使用する対物ライフル【KBP OSV-96】を葛城に向ける。

「銃器、ライフル装備完了.....遊撃開始」

ライフルは葛城の方に向けて発射する。


葛城は銃弾の存在に気付き避ける。しかし、銃弾の軌道は葛城が避けた先であった。その為、葛城に銃弾が当たる。

葛城はその場で倒れ、地面に叩きつけられる。


藍楷はフリューレの方を見る。

「今、何が起こったんですか?!」

「葛城ノ避ケル方向ヲ予測....」




葛城は白目になりながら起きる。

「……見事に心臓を貫いていますね。折角、魂を交換したと言うのに……。まあ、痛みは感じないので問題ありませんが。しかし、病院に行かないと、大量出血で死んでしまいます」








少し時は遡り、HNRΩは。


「フリューレ……では無いな……。何か面倒臭い事に関わった気がするな……。好奇心で行動するモノではないと改めて実感したよ……」