複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.251 )
日時: 2016/03/09 14:08
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

陸田とルルディはHNRΩを見る。五十嵐はコンビニで、ジュースやお菓子を買う為に富裕層街に行っている。


HNRΩはルルディの方へ近づく。

「……恐らく、お前がルルディだな。……こんな所でカラオケをしている程、暇なのか?」

「....アナタは誰ですか?」

「……別に名前を答える義務は無いよな?俺は好奇心で此処に来ただけだ。任務でも無ければ殺しはしない……もう、眠いから帰る……」

そう言って、HNRΩは立ち去ろうとする。

陸田はHNRΩに銃を向ける。

「お前……何でルルディの事知ってんだ」

「答える義務は無いし、面倒くせぇから話す気は無ぇ!」


陸田は銃を床に置く。


すると、突如、銃声が鳴り響く。

銃声が鳴り響く事は当たり前なので、HNRΩと陸田とルルディは気にしていない。

すぐに、人らしき者が地面に落ちる音が響く。

ルルディは外の方を向き、葛城の存在に気付く。

「.....人が倒れていますね。陸田さん」

「……そうか、まあ、関わらない方が良いだろ」

HNRΩはフリューレと藍楷を見る。

「……まずいな。面倒な事になる前に此処から去らないとな!それに、霜月を早く見つけ出し殺さないといけないからなぁ!」






フリューレは葛城を見る。

「死ンデいナイ....排除シマス.....」

「……ん?あれってHNRΩさんですよね?赤いメタリックボディだから、すぐに分かりますよ。帰ったんじゃないんですね。……あれ?あれって……フリューレさん?」

藍楷の目線の先には、ルルディと陸田がいた。

フリューレは瞬時にルルディに反応。



HNRΩはフリューレがルルディの存在に気付いたと察知。面倒臭いので、そのまま富裕層街へ帰ろうとその場を去る。



陸田はライフルの存在は分かったが、フリューレの存在には気付いていない。

ルルディはフリューレの存在に気付き、自分とそっくりの姿に困惑している。

「....何故、ワタシと同じ姿.......?」

「え?ルルディ?どうした?とりあえず、さっきの銃声は、あのライフルだったんだな……。あれ?アンドロイドは何処に行ったんだ?……油断した隙に銃をぶっ放そうとしたんだが……」




フリューレはライフルをルルディの方向に向け、撃つ。


ルルディは銃弾の存在に気付き、バリアーを張る。

フリューレは、運搬する為、ライフルを折り畳む。

藍楷はライフルを持つ。

「目標捕捉 排除しマス......」


フリューレは光学迷彩能力で姿を消す。




一方、HNRΩは。


「今日は、何だか運が悪い日だなぁ……」


HNRΩの目の前で葛城が暴れていた。

「……如何した事だ。体が勝手に動く……。何故だ……?」

葛城はHNRΩに近づき、殴りかかろうとする。

HNRΩは右腕は槍状に変形し、葛城を刺す。

「面倒だ。此処で死ね」

葛城は血反吐を吐きながらHNRΩを蹴り飛ばす。

HNRΩはガードしたが、崩され吹き飛ばされる。

葛城は白目を向きながらHNRΩを襲いかかろうとする。

「脳に異常が発生したか……。クソッ!体のコントロールが……」