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複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.255 )
- 日時: 2016/03/10 08:09
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
霊犀、三國、朽葉は貧民層街のスーパーで話し合いをしていた。
「この写真の場所は雰囲気からして、貧民層街!だから、三人で手分けして、探すのよ!」
「この地域は、治安が悪い事をさっき言ったはずだ。一人で行動していたら、大変な事になる。それに、幽霊の事もあるからな」
「意気地が無いわね!当たって砕けろよ!」
店員が三人に注意する。
「霊犀、他のお客様に迷惑だ。お静かにしろ」
「砂金!この写真について何か知ってる?」
「……これって……何だ?」
朽葉は砂金と呼ばれた人物を見る。
「あ、どうも。朽葉 蓮と言います」
「三國 涼太です」
「砂金 将起(いさご まさき)です……」
「相変わらず、人見知りだね。砂金.....!」
「全く……。お前が、明るすぎるだけだよ」
砂金は写真を見つめる。
霊犀は写真を取り上げる。
「今、絶対、写真に写っている女の子、可愛いなーとか思っていたでしょ!信じられないな!」
「どうやったら、その思想に辿り着くのかが信じられないよ……。あ!そう言えばさ、星宮 麗二ってお前の学校にいるよな?」
朽葉は割り込む。
「ああ……。俺のクラスだよ。だけど、結構、人に冷たくてさ。クラスから浮いちゃってんだよな……」
「その星宮君がどうかしたの?」
「こないだまで、此処で俺と同じアルバイトとして働いていたんだけど、前から無断欠勤してね。心配なんだよ」
「よし!それじゃ私が探してあげよう!」
「……あー、いや大丈夫だ。……大丈夫だから!お節介は良いんだ!」
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