複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.264 )
- 日時: 2016/03/11 10:55
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
奈良崎はタコの触手を残して地面に倒れる。
エマは奈良崎の方にブラッティハンドを向ける。
「こんなのじゃ足りないわ......!」
奈良崎を踊りながら刺す。
奈良崎は、既に死んでいた。
エマは奈良崎を見る。
「ほら、私の為に血を流しなさいよ!血を流せ!血を見せろ!」
エマは奈良崎の身体をさらに斬り裂く。
暫く経ち……。
地面に流れていた大量の血の中、エマは寝転がる。
花子さんが現れ、奈良崎の形を崩した肉の塊を喰らう。
「最高....!あっさり、死にやがったのは気に食わないけど、頭が痺れる程のこの血の香りを嗅ぐだけで、イライラが収まるわ.....!」
「私は、人を喰らう事でイライラは収まるわ!!一応、言っておくけど、味は不味いわ。食欲は満たされないけど、快楽には堕ちるのよ!」
花子さんは、死体を処理している。花子さんは、骨も飲み込む。
エマは過去の実験のナノマシンの影響で驚異的な再生能力と生命力を持って
いる。
依頼を達成した為、鏡の中から拠点へ二人は出る。
直、薬師寺と花子さんは、メリーさんの能力で報酬を受け取り、帰る。
「.....常に、新鮮な血を浴びていないと、イライラするわね.....!ねえ、警察の犬共の血が見たいわ.....!」
エマはメリーさんの所にいた。
「駄目よ。まずは、あの牙城を崩すのが先。下準備は、もう開始しているから、もう少し待ちなさい」
メリーさんの電話が鳴る。
「わたし、メリーさん……」
「……助け……」
「……花子さん?」
「……ふう。お前の組織だな。奈良崎を暗殺したのは」
「……誰なの?」
「警察だ」
「……暗殺部隊ね」
「そんな事より、君達は此処から逃げた方が良い。……小人が来る」
突如、エマとメリーさんの目の前に小人が現れる。
「やあ、僕の名前はブラウニー!」
「……ブラウニー?」
ブラウニーと名乗った者はハンマーを持っていた。
ブラウニーはハンマーを上げ、グルグルと回転させる。
ブラウニーは、メリーさんにハンマーを投げる。
エマが再びナイフで故意に掌に傷つけ傷口から血を噴出し意のままに操り、血液を凝固させ、壁を作りメリーさんを守る。
メリーさんは飛び、銃をブラウニーの方へ向け、撃つ。
ブラウニーは逃げるが、撃たれて倒れる。
ブラウニーはすぐに起き上がる。
「痛いな。痛いよ。痛すぎる。痛かった。痛いはず。ならば、殺してしまおう」
ブラウニーはハンマーを素早く所持して、メリーさんを叩こうとする。
エマは掌をブラウニーに向ける。
そして、血液を発火させ燃え盛る血を飛ばす。
ブラウニーはハンマーで防ぐ。
メリーさんはその隙に銃でブラウニーを撃とうとする。
ブラウニーはメリーさんの方を見て銃を向ける。
エマはブラウニーがメリーさんの方を向いている隙に、舞いながら血の弾丸をマシンガンのように撃ち出す。
ブラウニーは予測できない動きに戸惑う。