複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.275 )
- 日時: 2016/03/12 14:56
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
その後、気絶した川宮はノヴァと共に山の中の研究所を訪れる。
「さあ....終わりにしましょう。クローン達」
「……ドライアドのメンバーのノヴァだな。いや、未確認生命体のNOVAか?」
「....貴女は、暗殺部隊の武藤。....未確認生命体かしら?」
ノヴァは、武藤から離れ遠くに行き、崖から謎の素粒子エネルギーを操る。そして、球体状のエネルギー弾を研究所に放つ。
武藤は素早く移動し、周りの木々を引っこ抜き、エネルギー弾とぶつける。
武藤は研究所の屋上へ行く。
「全く、オベルムントは、優しすぎる。いずれ、未確認生命体の方が、人間よりも多くなるぞ」
「あの娘は可愛いし良い子よ....貴女と違ってね」
武藤は警棒を所持する。
武藤はノヴァに向かって飛ぶ。
ノヴァは小型のエネルギー弾をマシンガンの様に撃ちだす。
武藤の背中から翼が生え、空を飛び、エネルギー弾を避ける。
ノヴァは同時に素粒子で作った輪状のカッターを多数放つ。
武藤は避けるが、翼に攻撃が当たり、地面に倒れる。
ノヴァは武藤の方向に、掌を向けて、荷電粒子砲を放つ。
武藤は大きく飛ぶ。
荷電粒子砲を放たれた山の部分は、溶けて消える。
「こんな楽しい事滅多に味わえ無いわ.......エマ達には申し訳ないけど....」
「お互い、化け物同士、本当の姿で戦おうじゃないか」
ノヴァは頭に山羊のような角、背中には翼、お尻にには尻尾といった悪魔のような姿になる。
NOVAは、何百年も生きていて、だいぶ昔に結界から脱走して来た上級悪魔である。
武藤は名も無き怪物になった。
「……クッククク。やっと、初めて真剣勝負とやらが出来そうだ」
「....無謀な男は好きよ」
怪物はNOVAに向けて爪を振る。
爪から放たれた衝撃波と爆風をNOVAを襲う。
NOVAは素粒子で障壁を創りだす。
怪物は口から火球を大量に出す。
NOVAはオールレンジカードと呼ばれるカード状の板に光線を当てる。
すると、光線は拡散し、無数の細いレーザー状になり前面広範囲を攻撃する。
それぞれの火球にそれぞれの細いレーザーが当たり、溶ける。
オールレンジカードは使い捨てである。しかし、NOVAは、スペアを大量に持っている為、困りはしない。
怪物はレーザーの間を通り抜け、NOVAの元へ行く。
NOVAは、腕を振りエネルギー波を出す。
怪物は翼を斬られ、地面に向かう。
NOVAは素粒子で出来た弓矢や槍を無数に作りそれを雨の様に降らす。
怪物は全て、当たり、地面に串刺しになる。
怪物は叫び、刺さった武器達を吹き飛ばす。
そして、怪物は再生する。
NOVAは怪物の方へ素粒子で出来た細い剣の二刀流を所持して向かう。
怪物は爪を長くする。
怪物は爪でNOVAを裂こうとする。
NOVAは両方の剣で受け止め、NOVAの尻尾から素粒子で出来た大鎌が現れる。
尻尾は鎌に巻きつき、所持する。
そして、怪物を斬り裂く。
怪物は左腕と左の翼を失い地面に落ちる。
怪物はNOVAの方を向き立ち上がろうとした。
「……武藤?」
血まみれの川宮が目を覚ます。