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複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.293 )
- 日時: 2016/03/15 18:52
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
一方、羽柴と白夜は妖刀を追いかけていた。
「アハハッ!あの孤児院に入って行きましたよ☆」
「孤児院!?」
扠武澤は姫哭の事を話すかどうか迷っていた。
「私は、姫哭の過去を知りたい。....お願い、教えてくれない?」
「……姫哭はお前等の事は巻き込みたくないはずだ。……姫哭なら問題無い。あいつは一人で大丈夫だ」
「.....一人で生きていける人間はいないよ。皆、誰かを頼っていないと駄目なんだよ?.....姫哭だって....誰かに頼りたかったはずだよ」
「……少なくとも、弱い俺では無い。姫哭は必ず戻る。俺達は待つしかないんだよ」
すると、入口から妖刀が現れ、霊犀の元へ向かう。
朽葉は全力で逃げる。
扠武澤は妖刀を素手で掴む。
「……また小木か?」
羽柴は扠武澤を見る。
「……まずいぞ」
妖刀は扠武澤を支配する。
霊犀は羽柴を見つける。
「ど、どう言う事なの.....!?何が起こっているの?」
扠武澤は我を失い、血を欲す。
「……血!血をよこせ!」
扠武澤は禍々しいオーラに包まれ、暴れ回る。
霊犀は肝臓を触る。
「乙・青龍」
そう言って巨大な空気砲を放ち、扠武澤を吹き飛ばす。
扠武澤は駐車場に吹き飛ぶが、妖刀を地面に突き刺し、吹き飛ばされないようにする。
「この体は良く合っている。ある程度の変身も可能だ……!」
扠武澤はオーラに包まれ、化け物へと変化する。
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