複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.294 )
日時: 2016/03/16 12:30
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

白咲は百目鬼を離す。

「若いのに、僕に火葬されたいなんて……。元先生として教育してあげないとね」

白咲は笑う。

「言っておくが僕は笑顔なんかで絶対に油断はしない」

星宮は髪の毛で二本の牛のツノのような形を作る。牛のツノの先は白咲の方を向く。

牛のツノの形をした髪は、白咲の方へ伸びる。

白咲は髪の毛を避け、足を燃やしながら髪の毛に蹴りを入れようとする。

星宮は髪で形成された牛のツノの先をウニみたいに大量に長いトゲを全方向に出す。

白咲は星宮の方へ移動して、トゲを出していない髪の毛の部分に触れ、投げようとする。

髪の毛は即座に白咲を上半身のみ髪の毛で巻きつける。もう片方のツノが白咲の首に向かう。

「僕を甘く見ていたのが、この勝負の敗因だ。どうして、百目鬼を襲ったのか理由を説明しろ」

巻き付けている髪にトゲが生え白咲を襲う。

「……ッ君の顔を殴ったら、面白そうだね……」

白咲は巻きついた髪の毛を無理やりこじ開けようとする。

白咲の腕は髪の毛のトゲで血まみれで真っ赤になっていた。星宮の髪の毛も赤く染まっていた。

白咲は脚を燃やし、片脚の膝を上げる。

髪の毛は瞬時に燃え、白咲は抜け出せる。

星宮はの髪の毛を剣に変えて、燃えた髪の毛を切り取る。

「火傷を負わなくて良かった。さて、まずはその厄介な髪の毛から燃やしてあげるよ」

「その前に僕が倒す」





一方、白夜と霊犀と朽葉と羽柴と扠武澤は。


「私は戦いを好みません☆なので貴方達だけで頑張ってください☆」

羽柴は何処かに行く白夜の方を向く。

「白夜……ちょっと待て……戦わないのか?!」

白夜は遠くに行く。


朽葉は逃走した。

羽柴は霊犀を応援する。


妖刀に支配された扠武澤は霊犀を見つめる。

禍々しいオーラが腕に巻き起こしながら、殴ろうとする。

霊犀は脾に触れる。

「己・歳破」

霊犀は砂浜の砂を操作して、扠武澤を埋もれさせる。

霊犀は心臓に触れる。

「丁・騰蛇」

掌から 超高温の熱を操り赤い熱線を照射する。


砂の中から、オーラに包まれた球体が現れ、ガスを噴きだす。

霊犀は腎臓に触れる。

「壬・天后」

突如、水が球体の周りの現れ、洪水を起こす。

霊犀は肝臓に触れる。

「甲・大歳」

霊犀は水が溢れる前に、地面を殴り大木を発生させ、避難する。

ガスは固形化し、巨大化する。

「血が足りない。早く、新鮮な血が欲しい」

固形化したガスは霊犀を包もうとする。

霊犀は肝臓に触れる。

「乙・青龍」

霊犀は腕に風を纏う事で手刀を創りだし、ガスを斬り裂く。

「今、助けるからね....!」

霊犀は勇気を出し、ガスの集合体に飛びこむ。

「こいつは、もう助からない。この私と一心同体だ!」

霊犀は脾に触れる。

「戊・勾陳」

水の中から泥やコンクリートで形成された拳が現れ、ガスの集合体を殴る。

霊犀はその一つに乗り、肺に触れる。

「庚・大陰」

身体に金属装甲を纏う。


霊犀はオーラの中に入る。

中は空洞で、扠武澤と妖刀があった。




一方、白夜と羽柴は。

「……ま、まわりが、水だらけ!」

「想像以上の能力ですね☆面倒臭いですが、私、応援する為に歌います☆」

「……歌う?」


白夜は孤児院の屋上で歌う。

「動かないと何も出来ないね☆

でも、動く勇気が無くて☆

とても辛いのよ☆

ヒロインにはなれなくても☆

君の傍にいたいと思った日から☆

私は君といるのが怖い☆

君を☆

私の☆

モノにしたいから☆」


羽柴は苦しむ。

「綺麗な歌声だけど……!トラウマが……!」

「私が今、歌った歌は、トラウマを引き起こす歌です☆どうぞ、存分に苦しんで下さい☆」