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複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.301 )
- 日時: 2016/03/16 18:51
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
第三十二章 名も無き物語
霜月を追う忍者の能力は、自分を増やす事が出来る事。その能力を使い、色んな所で忍者は出没していた。
富裕層街、地下街にて。
「霜月 毬について、調べたいのだが」
「チィーッス!裏の情報通といいやぁこのオレ、安藤 対馬のことッスよ!」
安藤 対馬。情報通の世界なら、誰もが知る男の名。迷い猫の場所から、暗殺部隊まで完全に把握している情報屋だ。
しかし、彼の所まで行き着くには、彼から近づいていかない限り、相当な労力が必要である。
「しかっし、さすが、忍者さんと言うべきッスかねっ!一見さんで、此処に来たのはお久しぶりぶりってなもんですよ〜!」
「とりあえず、用件は話した。金ならもう少しで来る」
「ほほっ!お金〜お金〜。いや〜お金程裏切らないモノは無いッスね!」
「それでは、私は少しこの地下街を探索する」
「いやいや、この俺に出会ったこと自体ラッキーなんですよ。カジノなんてやったら、全部、国のモンになるッスよ」
忍者は質問する。
「そう言えば、この地下街って一体何だ?俺も噂でしか聞く事が無かったから、大分、不思議に思っていたんだ」
「意外に、雑談が好きッスね〜!まあ、金さえ渡してくれれば、話しますよ?」
忍者は沈黙する。
「いや、良い」
安藤は影の中に隠れる。
「あの〜これ以上待つ事は出来ないッスね!いや〜残念、無念、また来週〜」
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