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複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.316 )
- 日時: 2016/03/21 10:12
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
「さあ、話してくださる?わたくしに、貴方の過去を全て。わたくしを侮辱する程のトラウマの持ち主……興味が湧いたわね」
「僕は自分の過去を話せる程、周りに構って欲しいなんて思っていない。だから、僕は話さない」
男は、ルメールの部屋で大勢の執事にボコボコに殴られる。
「こいつを殴り殺した奴がルメール様の一番の執事と言う事にしないか?」
「……上等だ!」
「だから、僕とルメール様は運命の赤い糸で結ばれているんだ。僕とルメール様は結ばれる運命なんだ!」
「どう?話す気になったかしら?」
「……お前とこいつ等の関係は何だ?」
「下僕とご主人さまかしらね」
「偽りの関係に名称なんて無い。……それが分かっていないお前は……」
再び男は殴られる。
男は監禁された。だが、洗脳され虜になった者達は、ルメールを許した。
「……わたくしは、分かっていますわ。誰もわたくしを、注意しない事を。誰もわたくしをが、悪い事をした時に怒らない事を。……分かっていますわ」
ルメールは警視庁に行き、個人情報の提示を要求する。
能力が無条件で発動して、警官は虜になり、愛されたい為に、個人情報を提示する。
しかし、犯罪者の個人情報しか載っていなかった。
すると、警視庁内の壁に貼られていた指名手配のポスターにルメールの目が止まる。
指名手配のポスターが大量に貼られており、名前が別のポスターで隠れていたり等、無造作に存在していた。そして、その中の一人をルメールは、喉の異物の存在を発見ように驚く。
「……鼻血男と一緒の写真かしら?」
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