複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.32 )
- 日時: 2016/12/15 16:24
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
私はサイボーグの足に収納しているサブマシンガンを取り出した。
土田のサイボーグ部分は腕、そして脳髄。腕がサイボーグになる事で正確に銃を撃つ時等、標準に合わせられる。つまり、絶対に銃を撃てば対象物に当たると言う事だ。脳髄がサイボーグになるメリットは、常に自分にとって最善な策を見つけ出せると言う事だ。つまり、判断力が格段に上がり、さらにその決断を間違える事はほぼゼロに近いと言う私の中でも最高の作品だったはずなのだが……。
土田は何処かに隠れている可能性が高い。私の家は、キッチン、トイレ、風呂、寝室、クローゼット、そして、現在、黒獅子と白咲が闘っているリビング。後は、サイボーグに関する部屋が10個以上と言った所だ。土田はこの中のどれかの部屋に隠れている。まずは、キッチン。
サブマシンガンを撃とうとした時だった。
突如、床が爆発して私も巻き込まれてしまった。
私は、倒れてしまった。
土田が私に駆け寄りこう言った。
「まさか、ここまで上手くいくとは思わなかったわ〜。大神さん馬鹿なんですか〜!俺がこの家にさっき行った時に、俺は地雷を持ってきて、この状況を想定して設置していたんですよ。あ、勿論、俺がこの家に行った時に黒獅子さんも一緒に来てそして、黒獅子さんは隣のサイボーグの部屋で待機していたんですよ〜。また、黒獅子さんが白咲さんと大神さんが警察に関してのテロの計画を実行する話を録音して、そして、堂々と現行犯逮捕に踏み切れたと言う訳です。まあ、いきなり壁から出てきて自己紹介するとは思いませんでしたけどね〜。
説明台詞って長いね。でもこれだけ記憶出来るのも脳髄がサイボーグ、機械のお陰だよっ!」
私は、動けない。情けないな。自分が造ったサイボーグ部分に負けるとは……。私は、土田にバレない様に、足に収納していた注射を出し、咄嗟に打ちこむ。
土田は、気付いていたがもう遅い。俺は、強化人間になった。
能力は、通常の人間の腕のスピードより10倍以上の速さになる。
私は素早く、足からコピスと呼ばれる剣を複数取り出した。そして、有り得ない速さで投げる。
しかし、土田は剣を投げる位置を私の腕の角度、剣の位置から予測して全て避ける。
「脳髄をサイボーグ化した影響が大きいな!この恩知らず!」
土田は私に銃を向けて話す。
「うるさいっすよ。何時まで、恩人のつもりでいるんですかね〜。バーカ!この銃の標準は今、大神さんの頭に合わせていまーす。引き金を引くと、何と弾丸のプレゼントが送られておでこにめり込んでいきまーす。そろそろ、閉戦と行きましょうよ、大神さん。今死ぬか、刑務所にぶち込まれるかの二択。しかし、この実力でよく、革命とか騒いでましたよね〜。身の程知らずが」
私はこんな所で死ぬ訳にはいかないんだ!この世界に化け物もロボットも全ての生き物が強さのみで形成される混沌の世界を創らなきゃならないんだ……!