複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.34 )
- 日時: 2015/12/08 18:41
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
ドガーン!
何かの爆発音が鳴り響き、私は目覚めた。警察らしき者達が地雷とか何か言っている。
ドガーン!
再び、爆発音が聞こえる。その音は、私の隣の部屋で起きていた。もうすぐ、このキッチンにも警察が来るだろう。しかし、私は生きなければならない。この世界を変える為に……。足元がふらつきながらも、私は立ち上がった。手には、ナイフを握り、警察がいつでも来て良いように準備する。暫く、沈黙が続く。そして、ドアが開いた。
俺は、警察に向かってナイフを向け走る。
「ウオォォォォォォーーー!」
警察共は、身を避ける。そして、警察共は私を捕縛させた。
警察が話す。
「大神校長だな。我々は警察だ。強盗じゃありません。安心してください」
警察は、私の家に強盗が入ったと勘違いしている。そして、私のもう一つの職業は、校長だ。しかし、そんな事はどうでも良い。このまま、身柄を確保されると、違法サイボーグだと言う事と違法サイボーグを造った事がバレて、逮捕されてしまう。方法は、足についているサイボーグ部分の機能の1つ、自爆装置で爆破してしまうか……。無理だ。死にたくない。ここは、おとなしくした方が良いだろう。
私は、警察の指示に従い取調室までつれていかれた。そして、警察と取り調べ室で強盗の事を問い出されると思っていた。
警察が話す。
「君と、白咲と言う男と、土田と言う男がテロリストに関する会話を録音していた人物が、たまたまいたんだ。さらに、君の家を調べると、違法なサイボーグ手術に関してのモノがたくさん出て来た。さあ、知っている事全部話そうか?」
黒獅子のしわざだ。しかし、奴は、土田と協力していたはずだ。協力するなら、普通は土田の事は黙るべきだ。まあ、黒獅子と言う男が普通では無い事は百も承知だが……。
その後、案の定、私は逮捕された。そしてしばらく経ち、私は刑務所に長い間入所する事になる……。
第四章 名も無き修羅 完
次へ続く。
主人公、視点変更。