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月丘、照山、奏雲、モルドは作戦会議をしていた。

「坂本は置いといて、文とジェイコブを救出する為に、警視総監を誘拐する。勿論、暗殺部隊もいる。そこで、他の支部にいるメンバーを、集結させる」

「でも、津田さんがいないので、テレパシーを送る事もどうする事も出来ませんよ？」

「そうだね……携帯の番号も分からないからね」

「此処以外の支部に直接行けば良いじゃないか」

「車で行っても、時間がかかる程の距離なんだよな……」

月丘は具合悪い素振りを見せる。

「大丈夫ですか？横になりますか？」

「頼む……」