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複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.369 )
- 日時: 2016/03/30 15:05
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
「入道雲!」
雲は3m程の巨人のような形状になった。
そして、雲の色が灰色になり、腕の部分の雲が雨雲になり雨が降り出す。
「貴様等、全員、天に昇る程の最高級の死に心地を体感させて〜ご〜ざ〜い〜ま〜しょ〜う!」
「雨を降らせる能力で、私とリーダーが死ぬとは思えないけど?」
「と言うか、人間の方は寝ているのに、何で、勝手に雲が動いて話しているんだよ……」
芽小折は、雲の中で居眠り中。
「雨雲はいずれ、雷雲になるのでザーンス!」
腕から雷が発生する。
同時に、床に雷が落とされる。
虎になった月丘の上にフローラが乗り、手術室の方へ向かう。
「此処じゃ、場所が悪すぎる。手術室の方に行けば……」
フローラを乗せた月丘は走る。
「逃がす訳が無いんDA☆専門的な事はともかく、今から僕が回る事で、雷が周囲に飛び散って、それはもう、綺麗な、雷を咲かせるのさ!」
巨人の形をした雷雲は、全力で回りながら、虎と少女を追いかける。
人間になった月丘は、メス等の金属の医療器具を巨人雲に投げつける。
フローラはピアノを具現化させ、音符の弾丸を音波のバリアを張りながら飛ばす。
雷は金属に当たるが、音符はすり抜け、巨人雲に当たる。
「アンタ、外面はいいけど中身は腹黒。それでいて力も弱くて頭も悪い。少しは噂を聞いたから期待したけど、この程度じゃ大したことなさそうだ」
「全ては、正義の為ナリ!我々のおかげで、貧民層街の治安が良くなったんですの!
我々だから、この国を守れるんどすえ……!
我々こそ、秩序なのネ!」
「暴力で解決する事が、秩序な訳が無いだろ……!」
「綺麗事で、この世界を守れるのかザウルス!不可能だドン!」
「腹黒には、何を言っても無駄ね。……この戦いも、フィナーレよ」
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