複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.370 )
- 日時: 2016/03/30 17:19
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
一方、時を戻して奏雲は。
奏雲は呪いの歌を歌い、ラサークルからの脅威から逃れていた。
奏雲は、病室が並ぶ廊下にいた。
「貴方は……」
奏雲の目の前にいたのは、桐生だった。
「僕は未来を予測出来る。だから、この戦いのフィナーレを知っているんだ♪」
桐生は、機関銃を奏雲に向け、撃つ。
奏雲は機関銃の引き金を引こうとした時に病室に入る。
「歌うと厄介だから、そのタイミングを消せば、君は僕のマリオネット。僕の未来予測が的中し、死んじゃうの♪」
奏雲がいる病室から、蛇型ロボットがベットの下からベットを突き抜けて現れる。
蛇型ロボットは、先から火を噴きだす。
奏雲は、病室から出ようとするが、桐生が機関銃を奏雲の方へ向ける。
「未来を予測出来れば、君のこれからの行動は全て把握済み♪僕が仕掛けたトラップに全部、引っかかる♪僕を……暗殺部隊を、なめすぎたみたいだね」
しかし、桐生と蛇型ロボットは動く事が出来ない。
奏雲は、桐生に聞こえない程の歌を歌っていた。
奏雲は歌いながら、その場を立ち去る。
「ターゲットには、もう少し僕の旋律を楽しんで欲しいんだよ♪だから、もう少し、遊ばせてあげる」
桐生は、その先の未来を見て、笑っている。
奏雲は床がビショビショの場所に着く。
「雨でも降ったの……?でも、室内だから雨は……」
閃光と轟きが、直ぐ近くで聞こえる。
「雷……?何が起こっているの?」
奏雲の目の前に、アンドロイドが現れる。
「お前が……奏雲か?」
目の前には、星空 三月がいた。
「……モルドと……花霞と一緒じゃなかったの……?」
「俺の名は、H-7。貴様等の敵となる者だ」
奏雲は歌を歌おうとする。
しかし、H-7は機関銃を奏雲に向ける。
「私は、桐生から命令を受けている。貴様等、姿無き虎の抹殺を」
奏雲はまた、逃げる。
「どうして、星空と同じ姿を……良く分かんないけど……」