複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.373 )
日時: 2016/03/31 16:12
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

煙は今も、発生しており、周囲が見えていない。

霜月は、正面から忍者刀をエマに向けて、高速で走る。


「.......!」


突如、後ろから、機関銃を持つ桐生が現れ、エマに向かって撃つ。

エマは血液を固め、弾丸を防ぐ。

霜月が、忍者刀でエマを突き刺そうとする。

エマは、血を複数の管のようにしそれを霜月に突き刺そうとする。

霜月は、忍者刀で管を斬ろうとするが、管に刀を見切られ、当たらない。

霜月は後退する。そして、疲れたのか、座り込んでしまう。

「いつもと……何かが違う」


霜月が装着していた忍者の装束の効果は絶大で、これまでの先祖達の忍者の霊力が宿っている。忍者装束を装着していた貴方は宿っていた霊力により、疲れる事無く、空蝉の術等の忍術が出来たけど、霊力が失った霜月には、霊力が補ってくれた分の力を、自分で力を発揮しないといけない。だから、今まで以上に疲労が溜まってしまう。





「さあ、貴方の身体が崩壊して、血を噴きだす様子を私に見せろ!.....血ィィィィィ!!」

血液の管が霜月に突き刺さろうとしていた。





恐ろしいくらいの速さで、桐生はエマの後ろの頭を掴む。

桐生の足の下には、ジェットエンジンが搭載された浮遊ロボットが起動していた。

「空気抵抗が意外に凄かったけど、まあ良いや!さて、僕の握力をなめない方が良いよ♪」


エマは窓の方を見る。

「......どうやら、フィナーレね。私は、是非この手で貴方達を血まみれにして、遊びたかったけど.....!」





桐生と霜月は、窓を見る。