複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.374 )
日時: 2016/03/31 16:10
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

一方、時を戻してノヴァと黒獅子は。


「正直、姿無き虎と闘う気は無かったから、君達が乱入して来て有難かったよ〜!」

「随分、余裕な発言をするのね.....生きている間で最期の言葉、遺言の可能性だってあるのに」


「武藤君を殺したのは、君かい?」


「さすが、暗殺部隊さん。人間の中でも、優秀......」


ノヴァは、謎の素粒子エネルギーで出来ている持ち手がチェーンの鎌を黒獅子に振り回す。


黒獅子は、腕を鎌の方へ寄せる。

「アイスシールド!」

黒獅子の腕から氷が出現し、あえて、鎌を氷に突き刺す。

黒獅子は鎌のチェーン部分を引っ張る。


ノヴァは黒獅子がチェーンを引っ張る事により、ノヴァの身体が、引きずられそうになる。

ノヴァは黒獅子の近くまで、素早く移動し、黒獅子を蹴り飛ばす。

鎌は形状を変え、大量の槍になり黒獅子を突き刺そうとする。


同時に、ノヴァ自身が素粒子で作った細い剣の二刀流を所持し、黒獅子に向かう。


黒獅子は、床に片手を添える。

「氷霧型、モデル アイスエイジ」


片手から、床に氷が伝わり、大量の槍の方には、氷の壁が現れ、ノヴァの足には、氷が足止めをする。

槍は氷の壁に刺さる。

ノヴァは、直ぐに、氷から脱出する。

「自由を無くした子犬ちゃん.....私が、たっぷり更生させて、私の犬になって、なぶり殺しにしてあげるわ」


「怖いね〜。後、子犬じゃなくて、獅子だ。……百獣の王だよっ!あ〜ひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!さあ、フィナーレと行こうじゃないか」





ノヴァは窓を見る。


「そう、フィナーレね......私の草野君が見事に.....」


「素晴らしいね〜。綺麗な朝日だよ!」