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「誰だ、お前！」

「明明と僕ハ二人デ一ツ……。明明ガ知リ得ル情報モ僕ノ元ヘ届ク。サア、オ仕置キノ時間ダヨ。ゴ主人様」

関節には人形のような球体があり、銃が仕込んである。

「そんな、玩具の銃で何が出来る！子供のくせに！」

「僕ガ、オ仕置キスルノハ、ゴ主人様。モシクハ、犯罪者、ソシテ僕達ヨリ、ツヨイモノ達。君ハ弱イ、カラ、殺サナイデアゲル」

夢夢は、足払いをして、転ばせる。

そして、瞬時に伏見の方へ向かう。


会社内では、警告音が鳴り響く。







「面倒くせぇ。……デリートするのか？」

「いや、大丈夫だ。……監視カメラを見る限り、侵入者はアンドロイド。むしろ、歓迎するべき」

「折角、金が稼げると思ったんだがな……。まあ良い。俺は寝る」









「何？この警告音？何が起こったの？」

「条約ヲ破ッタゴ主人様ハモウイラナイナ〜…死ンデ？」



トイレに銃弾が放たれる。

伏見は、叫ぶ。


すると、伏見の声は振動しトイレのドアを破壊して、夢夢を吹き飛ばす。

伏見は逃げる。





会社に向かっていた明明は突如、全身に振動を感じる。


「条約、破ッタ、ゴ主人様ハ、抹殺シナイト駄目ダナー！犯罪者ハ死ンジャエ！」