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「タイムカプセルって何時開ける？」


「それじゃ、二十歳の時に開けよう……！」


「そうだね！」





バン！バン！バン！


無数の銃弾は、伏見の身体を貫き、体から血液を生えさせる。


「がああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！」


伏見は夢夢の方を向いて叫ぶ。


その時、明明が、ナイフで伏見の舌を口の中で突き刺す。


「いっ………！」



舌から、大量の血が流れる。






「す……ずも……り！」







伏見は倒れる。



「アーア。マタ新シイゴ主人様ヲ探サナクチャ……」

「マッタク…イケナイゴ主人様ダッタナァ……」




夢夢と明明は工事現場を後にする。
























「……こんな所で……何をしているの？」



「鈴森……？」



伏見が眼を開けると、隣には、幼い頃の自分がいた。


「二十歳になった私へ」

「……」



「二十歳になったわたしは、どうしていますか？

キャスターになっていますか？

毎日が楽しいですか？

今のわたしには、分からないけど。



しあわせになっていることを願います」






「私は…………」











伏見が答える事は無かった。









「今日ハ、桜ガ綺麗ダネー！」

「欲ニ塗レタ人間ガ、育テタモノ等、何トモ、思ワ無イヨ」



二人は、地下街へ戻る。