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「それで？奇跡って何だ？」

「君は、他の生物との共存を考えているかな？」

「……いや？不可能だ」

「ワタシも、そう思ったんだ！アンドロイドと人間。未確認生命体と人間。別の種族との共存はワタシの考えでは無理。例え、出来たとしても」

「一方的な管理、それだけだ。人と家畜。そう言う関係になる」

「だが、ワタシは気付いたんだ！ワタシと君みたいに、分かり合える者がいる事を！」

「何が言いたい」

名も無きアンドロイドは神谷に殺気を送る。

「相変わらず、せっかちだね〜！簡単に言えば、一番、共存が困難と言われた、動物との共存にある少年は成功したんだよ！これを、奇跡と呼ばず何となる！」

「動物との共存？動物と人間は言葉を通じる事は出来ないぞ。ましてや、アンドロイドでも不可だ。待て、超能力か？」


「だから、奇跡だよ。奇跡に理由はいらないだろ？」



「……君は素晴らしいよ。是非とも、博士に紹介させたいね」





明明はナイフを使い、植物を斬る。


「夢夢。抹殺スルノハ、犯罪者と、強者と、ゴ主人様ダケダヨ！」

「明明と僕ハ二人デ一ツ……ダヨネ」

「ウン、ソウダヨ。次ノゴ主人様ノ時ハ、イッパイ、オ仕置キシテ良イカラ！」