複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.398 )
日時: 2016/04/04 18:03
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

「ちょっと!こんなに、暴力的なんて聞いていないですよ!」

「僕ハ、モウ……大丈夫ダ」


藍楷は、明明と夢夢に追われていた。


神谷は、光学迷彩能力で姿を消しているフリューレと闘っていた。


「姿を消せる能力か……。明明と夢夢にも、付けさせようかな?」


神谷は一本の木と沢山の蔦を動かし、木を浮かし、神谷は其処に乗る。

蔦は其処ら中に伸び、張り巡らせる。

木はあるべき所に戻される。

神谷は、木の傍に行き眼鏡を白衣で拭く。

「クダラナい、無意味ダ.....」

フリューレは左手に装着する高出力のビームキャノンを神谷に向かって放つ。

「さすがに、ビームは光学迷彩能力の効果の範囲外か〜。服とかは、ちゃんと消えるのにな!」

ビームは蔦を塵にし、神谷へ向かう。

神谷は地面を動かし、壁を創る。

ビームは壁に衝突し、壁を焦がす。

突然、千切れた蔦がフリューレを襲う。

フリューレは高周波震動マチェットを使い、蔦を切る。


「暴れなきゃ、良い仲間になるよ!君は!さて、明明と夢夢の位置は……」




一方、少年とアンドロイドは。

「ボクは……無闇ルキア」

「私は……名を名乗る者では無い」

「なんだよ……それ」

「良いじゃないか。私は君と同じで……誰も信用しないんでね」

「ボクは信用出来る奴はいる。この動物達だ……」

「君がどんな人生を送ったのかは、知らないが……君の目には、欲望がある。こんな辺鄙な所に住んで、君は何を望む?」


「……人間を辞める事だ」


「なら、違法サイボーグになる事を進める」

「ボクは、悪魔になりたいんじゃない」

「……なら、叶えてやるよ。ルキア君の願いを」

「ボクは、君を信頼している訳じゃない……。とにかく、ボクは独りでいたいんだ……!」


「そう言うな……。全ては、進堂の為だ」

無闇は、全力で逃げようとする。


名も無きアンドロイドは、無闇を捕まえようとする。


其処に、機械剥き出しのロボットが現れる。

「その名を口にするな。甲斐」

「お前こそ、黙れ。俺の名を呼ぶな」