複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.401 )
日時: 2016/04/05 14:50
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

一方、神谷と夢夢と明明は。


「あ〜あ、折角、ワタシが創りあげた都市が。随分、荒らしたね〜!」


「申し訳ない。旧知の友人と、殺し合いをしていた」


「まあ、直ぐに直せるからいいけどね〜!!」


崩壊した都市を、神谷は直し始める。

「夢夢と明明は、誘導ロボットに……新しいご主人様を見つけてもらって!」

「ウン、分カッタ!」

「次ノゴ主人様ハ、殺シ甲斐ノアル人ガ良イナ」





「肺はい亜はィアは!分かりまシた!それであ、ゴ主人様を探して参ります!」


誘導ロボットは、地下街に行く。



「神谷。……また、あいつ等が来たらどうする。私は、真正面から迎え撃つつもりだが」

「その時は、その時さ!それより、ワタシは……あの少年の名前何だっけ?」

「無闇ルキアだ」

「その少年を仲間にしたいんだよ!良い資料が手に入りそうでねっ!!!!」

名も無きアンドロイドは、安全な所に置いてあった猫を撫でる。


「この猫の名前はピートだ……」


「そう言えば、猫の小屋を造ってあげないとね!と言うか、猫に小屋って必要かな??」

「……すまない。少し……メンテナンスをしないと……」


「それじゃ、お爺ちゃんロボットの隣でメンテナンスしてね!」



名も無きアンドロイドは体の修復の為、メンテナンスを行った。


想像以上に時間がかかり、夜明け前まで時間がかかった。




「……もうすぐ、朝日が見えるな」

神谷は眠っていた。




名も無きアンドロイドの傍に、千菊姫と雛田 音子がいた。

「随分と時間がかかったの。妾は寝てしまう所じゃった」

「用事は済んだのか?」

「夜明けと共に、王に奇襲を開始じゃ。お主も見たいじゃろ」

「王は、人間にやられるとは思えないがな」

「妾は、人間等何とも思っていないぞよ。王が死んでくれれば問題無しじゃ」


「あのっ!そろそろ、夜明けです!」



すると、何処からか、何かがやってくる。


「あの方向から……!」



名も無きアンドロイドは、医療所の方を見る。




「世の中には不可思議な事がいっぱいじゃの〜!」

「綺麗な朝日ですね〜。まるで、初日の出みたい!」



名も無きアンドロイドに電話が鳴る。



「はい、もしもし……」



「……俺だ!……大変な事が起こった……」


「どうした……」


「……奴は伝説になった」


「伝説?」


「君の選択に神の御加護が有らん事を」








第三十九章 名も無き天才 完

場面変更

次へ続く