複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.427 )
- 日時: 2016/04/13 14:49
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
柴田は、叫ぶ。
「何かに頼らないと生きていけない三下共よ!今こそ、己で判断し、このくだらない正義に審判を下すのだ!」
叫ぶど同時に、スキンヘッド軍団が工場内で暴れ、工場内にいた少数の看守達がボコボコにされる。
目羅は、柴田の元に行く。
「……柴田阿修羅さんですね」
「何だ?貴様、図が高いぞ」
「貴方と同類の者です」
「成程。お前が目羅か」
「……院道さんの所に行きましょう」
目羅と柴田は、院道の所に行く。
院道は、逃げていた。
看守達は、色んな超能力を使いながら警棒を振り、院道を追いかけていた。
「能力ばかりに頼っている三下共めが!この俺がまとめて相手してやろう!」
看守達は力が抜けて金縛り状態になり、超能力が使えない状況に陥り、警棒もボロボロになり使い物にならなくなる。
目羅は驚く。
院道が説明をする。
「阿修羅の能力は、一切の能力、武器を使用不可能にする事だ。さらに、超能力者は、金縛りの効果も付く」
阿修羅は、一人ずつテンポ良く、看守達を一発で殴り飛ばし、頭を吹き飛ばし、内臓を潰し、破裂させ、頭から脳を剥き出しにされてしまう。
「……ちょっと……院道さん?」
「阿修羅は、地上最強の殺し屋と言われる伝説の男。彼と戦った人間は例外なく【怪物】と呼ぶほどの常軌を逸するほどの強さを誇るんだ」
看守は叫ぶ。
「この……犯罪者が!」
「俺は審判を下している。お前達は死ぬべき人間だと」
「お前にそんな権利は無い!」
「俺は強者だ。強者なら、弱者を殺す権利がある。強者の特権だよ!お前のような弱者は、有罪。ギルティだ!」
阿修羅は、看守の頭を砕け散らせる。
「……ビールと葉巻か欲しい。醜い奴等の血の匂いが鬱陶しい」
「阿修羅、早く此処から脱走するぞ?」
阿修羅の周りの看守達の傷がゆっくりと治っていく。
「……?」
「随分と、荒らしてくれたじゃないか?柴田」
「看守長か……院道と目羅は、この場から立ち去れ。足手纏いになる」
目羅と院道は立ち去る。
「良いんですか?逃げて?」
「あいつは、一人でも脱獄出来るからな。問題は無い」
院道と目羅の目の前に、仲間である榊原と鰐浦が現れる。
目羅は、今の状況を説明。
「……それじゃ、脱獄をするぞ」
スキンヘッド軍団は、看守を殺し、支配していた。
「阿修羅様!」
スキンヘッドでは無い囚人達は、全員殺されていた。
看守長と柴田は、睨み合う。
「超能力は使わないのか?」
「超能力を使ったら、金縛りになる事は十分分かっているんだよ」
「この俺に、素手で倒せる自信があるのか?」
「……俺はエリートだ。お前等、犯罪者とは違う。俺は正義を背負っているんだ」
「暴力を恐怖を植えつけるのが正義か。……そんな薄っぺらな正義で、俺に勝てる訳無い!」