複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.436 )
日時: 2016/04/15 17:48
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

シーザーが、医療所に向かう。

「....此処は、5分も掛からずに、潰されるわ.....貴方達は、逃げた方が身の為よ」

霜月と桐生は、まるで、してやったりのように笑う。

「僕は、未来が見える。だから、未来を変える。この世界に、新しい太陽はいらないんだよ♪」





芽小折が発生させていた雲が、巨人のように大きくなる。


「ぐああああああああああああああ!!!!!」



「まあ、雲の方は制御不能だからね。勝手に、アンドロイドを壊すまで動き続ける」


「これで.....貴方達の血をゆっくり見れるわね.....!」

エマは踊りながら、霜月をブラッティハンドで切り裂こうとする。


霜月は、狂気的な笑い顔を浮かべて高速で移動する。

「……言っておくけど、私も貴方のちゃんと流れる血が見たいなー?」

霜月は、鉤爪を装着する。

「イライラするわ......?」




H-7達と奏雲とフローラが階段を上がり、霜月と桐生を見る。


「霜月、移動しないとね〜♪殺されちゃうよ♪」

「……また逢いましょうね。エマさん!」

桐生は搭載していたジェットで霜月と飛び、屋上へ向かう。



エマの電話が鳴る。

「....メリーさん?」


「エマ。勝手に、行動しちゃ駄目じゃない。予定の作戦が遅れちゃったじゃない。あれ?ノヴァは?」

「この土地の何処で、黒獅子と闘っているわ....!」

「ノヴァに電話するわ……」





奏雲とフローラは、照山の所に行く為、階段を上る。





一方、ノヴァと黒獅子は。


「此処は……何の村だい?しかも、近くに都市があるし!」


「さあ?私には、さっぱり分からないわ......?ただ、貴女が逢いたかった人には逢わせてあげる.....」


黒獅子の首を掴んでいるノヴァは真下の森に落とす。



黒獅子は、森へ落ちる。



「……随分乱暴に、落とされたね〜!……」


黒獅子は、目の前の死体を見つめる。




「武藤君……」

ノヴァは死体の上に乗る。


ノヴァに電話がかかる。

電話に出た瞬間、メリーさんが後ろに現れる。

「私、メリーさん。約束守らない人嫌い」

「あら?ごめんなさいね?ただ、気持ち良くなりたかっただけなのよ」

「……まあ、暗殺部隊も、あの巨大アンドロイドで終わりね。そんな事より、貴方の世界の王と、この国の総理大臣が戦争を始めているわよ」

「千菊姫ちゃん.....有言実行ね....可愛い猫ちゃん」

「それじゃ、エマの所に戻るわよ」

メリーさんはエマに電話して、ノヴァと共に消える




黒獅子は、武藤の所に行く。

「君が死ぬとはね……。もう、自由に人が殺せなくなるじゃないか。……君の能力があったからこそ、血祭りに上げられたのに……。まあ、同情はするよ」





黒獅子は、武藤の涙の跡を見る。

黒獅子は、武藤を運ぶ。

死体になってから、そんなに日が経っていなかった。






一方、シーザーは。


「ぐああああああああああああああああ!!!!」

巨人型の雲は、叫ぶ。

「大丈夫か?私の足元ら辺に降りて行くか?」

草野は答える。

「問題無いです!医療所を、ぶっ潰して下さい!」


「正義の道は修羅の道。己が滅んでも、明日を夢見る子供の為ならば、捧げて見せよう。この命。罪無き子供が、ちゃんとまっすぐ生きれますように。


私の拳で滅びるがいい!」