複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.439 )
- 日時: 2016/04/16 17:53
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
奏雲とフローラとロボット達は、屋上に行く。
捕えられている照山と、警視総監がいた。
「……桐生の予言は当たるね……」
桐生と霜月も、屋上に行く。
「計算通りだね♪」
「桐生さんが、運命を変えたおかげで、警視総監が死なずに済んだ……!へぇ〜未来予知って凄い!」
「僕は、負ける闘いはしないんだよ♪」
奏雲は呟く。
「蓮嶺を離して……!」
「嫌だね〜!もう、私は、失いたくないんだよ。変わりたく無いんだよ。
例え、批判を受けようが、笑われようが、呆れられようが!
正義の為だ……!」
フローラは毒舌を吐く。
「そんな事言って、ただ単に、警察の正義とアンタの私欲をすり替えているだけでしょ?
だから、権力者は嫌いなのよ。
アンタが、ちゃんと納得出来る正義が、証明出来てないから、反乱なんて起こるの!……悲しむの!
朝日は出ているよ。いい加減、アンタは、幻想から目覚めるべきだよ」
「子供が……正義について語るなよ!今の国を見ろ!この均衡が、お前等の馬鹿げた正義のせいで、混乱に陥る。……すると、混沌を望む者達が、待ってましたとばかりに、攻撃を仕掛ける!
……俺は、人生の酸いも甘いも、噛み締め、正義とは何か、悪とは何かを分かっている。
お前等のような、負け犬に、この世界を仕切れるのか!?守れるのか!?
綺麗事では、この世界を創る事は不可能だ!」
「事実を述べただけなのに、青筋立てて怒ることないじゃない。それに、私達、姿無き虎は、貴方みたいな人間を信じられない、貴方みたいな人間を嫌っている者達の集まり。
私達は、負け犬じゃない。
人を差別したがるアンタは、これからの世界に必要無い」
シーザーは、雲と闘っていた。
「……争い好む権力者共め!お前等のせいで、差別が生まれ、戦争が生まれ……平等が死に、平和が死ぬんだ……!」
シーザーは、特殊金属で作られた剣シーザーブレードで雲を突き刺す。
雲は、一瞬にして雷雲になり、電気を通す。
シーザーと草野達は、麻痺する。
「ウリイイイイイイイイイイ!!!」
雲は暴れ、シーザーの頭を掴み、山に叩きつける。
途端に、草野と広川が山の中に飛び出す。
草野と広川は無闇ルキアを見る。
「……お前等か……森を荒らす人間は……!だから、人間は嫌いなんだ!」
「……人間が嫌いなのか……?……未来ある少年よ……!」
「君は、僕と同じ匂いがするよ……」
三人は、運命的な出会いをする。
シーザーは、雲を鉄壁の盾で、雲を殴る。
「お前は、俺に……勝てないんだよ〜ん!」
「……完璧な秩序の為に!穢れなき心を持った子供達の為に!
情け無用で完膚なきまでに叩き潰してやる!」
シーザーは、山を天を、そして、雲を切り裂く。
世界の改変を望む者が、出した剣は、衝撃波を放ち、医療所を完全に崩壊させた。
「チェンジ・ザ・ワールド」