複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.464 )
- 日時: 2016/04/21 19:31
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
白夜 刹那は、乾 晴子と話していた。
「このゲーム、狙場君もやっているんだよね☆」
「アマザルというユーザー名で、やっていました。ただ、あのゲームは危険……。途轍もない呪いが潜んでいるから、止めさせました」
「それで、対策が取れれば良いけどね☆」
「はい……?」
御法川は、記事を書いていた。
「……何度でも、ネットに載せてやる……!」
狙場は、死んだ魚の目をしながら、座り込んでいた。
「そのうち……画面の中に引きずり込まれますよ?」
「大丈夫。私は、今無き青い星を一回もした事が無いから!」
「もうすぐ、午前二時……」
御法川のパソコンの画面が、突如変わり、ゲーム内で実験台がカウントダウンしている画面になる。
ゼロになった途端、実験台が首を吊る。
実験台から、黒い物体が生まれ画面を通り越し、御法川を襲う。
御法川は、画面の中に吸い込まれる。
続いて、狙場も連れて行こうとする。
しかし、乾が目の前に現れる。
「私は、狙場さんを守ります……!」
黒い物体は、画面の中に戻り、元の画面に戻る。
影の中から、安藤 対馬が少しだけ顔を見せ、今の現象を確認する。
「おおっ!……助かったケースは初めてッスね〜」
直ぐに影の中に潜む。
安藤と共にいたのは、矢城と香川と言う大学の教授だった。
「この呪いのゲーム、実験台ってどういう意味か分かります?」
「君は知っているのかい?」
「勿の論ッス!矢城さん!実験台は、呪いに生まれ変わり、仲間を求めているッス!」
「その実験台は、死ぬ直前に、名前を変えている。私の能力で、ある程度は分かった。だが、我々も何時、呪いに殺されるのかが分からないモノだ」
「その点は問題無い。私の能力で、この空間は存在しないモノとして我々はいるのだから。私の能力は、真剣に使えば、神も悪魔も呪いも祝いも存在させない事など容易いのだよ」
「こいつは、心強い。さて、私は同僚の大山にヒントを与えて来る」
香川は影から出る。
安藤は、ウキウキする。
「楽しみッスね。そう言えば、彼らの様子も見ないとッスね〜!」
安藤は、ある人物達を影から見る。
安藤と矢城と香川は、呪いの正体に気付いていた。
呪いは、実験台がゲーム内で死ぬ度に、強大になっていた。
霧ノ宮と夜城は、大山の家にいた。
「香川君からヒントを貰って気付いたんだ。いや……どうして、今まで気付かなかったのかが分からないよ」
「何だ、我に早く教えろ!」