複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.468 )
日時: 2016/04/22 16:30
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

一方、名も無きアンドロイドと、神谷 風吹と明明と夢夢は。

「しかし、此処ら辺も物騒になったな。巨大アンドロイドは、出てくるし……」

「トッテモ、ゴチャゴチャ、楽シィナ!!!」

「のろいニハ、まじないヲ、終ワラセルニハ、まじないヲ」


「……夢夢?」

「……コレハ、素晴ラシィ、実験台ダ」



名も無きアンドロイドと、神谷は、千菊姫と食事をしていた。料理の提供は、雛田 音子。


「……それで……総理大臣は王に殺されたのか?」

「そうなのじゃ。人間は役に立たないの〜」

「全く、不幸は不幸を呼び寄せる。憎しみは憎しみを呼び寄せる。まさしく、今の現状はそうだな……」

名も無きアンドロイドは、呪いのゲームの存在を知っていた。

「今無き青い星。そういえば、この世界も青い星だよな?」

「……はい!そうですね!」

「君に聞いて無い。雛田さん」

「あっ!すみませんww」

「まあ、もうすぐで、宇宙エレベーターが完成するんだよねっ!!いや〜ワタシ楽しみだな〜!ワタシが、創ればもっと早く出来るんだけどね!」



この世界では、宇宙に行ける事は当然の事になっている。現在は、他の銀河に行く方法を模索中。ちなみに太陽系の惑星は全て一回は、行っている。





一方、霧ノ宮と夜城は。


「どうにか、逃げ切れたみたいだ……!」

「……これから、どうしよう……一回、今住んでいる場所に戻る?」

「そうだな……」




霧ノ宮と夜城は、姿無き虎の支部に戻り、リストを見る。


「恐らく、午前二時に、この名前の人物がゲームと同じ自殺をしている。ゲーム内の実験台は、死ぬ直前に、名前が現れていた……」


「でも……実験台の共通点は……?ぼく……分からない……」


「……彼等は何故、実験台と呼ばれ、自殺するのか……」





そして、姿無き虎の支部に、モルド・ホワイトハート、星空 三月が現れる。


「誰ですか?貴方達は?」


「我は霧ノ宮・クルーネル・零奈!お前らは誰だ!?」


「そんな事、教える必要はありませんよね」


「我はお前の過去を知りたい。え?どうするかって?こうするんだよ!開け、過去!!」

霧ノ宮は、モルドと星空の過去を開く。

「……どうして、この能力を!?」

「こいつ等が、警察の可能性がある。確認しないと……。周りの見張りは宜しく」





霧ノ宮は、モルドと星空の過去を見て、アンドロイドと言う事が分かる。



そして……霧ノ宮はある事に気付く。




「何故、大山のリストが、過去の所にあるんだ……?まさか……!」








森の中。


無闇ルキアと草野と広川は動物と共に、話し合っていた。


「君達も人間が嫌いなら、どうして人間のふりをするんだい……?」

「俺が嫌いなのは、差別する人間だ。差別される人間は対象外だ」

「人間なんて、環境が変われば、考え方も変わるよ。差別された人間が、差別する人間になれる環境になったら……この世界の改変なんて望んでいない」

「まあ、人間は身勝手だが……」




突如、広川が何かを話す。


「ワタシは、実験台。生きている資格等無いのです。だから、ワタシは呪います。ワタシは、神。ワタシは、悪魔。



この呪いは、全て偶然が生み出したのだよ。

政府も警察も、真実を追い求めていれば、ワタシを止められッている。





ワタシは、もう制御不可。



呪いに身を委ねましょう」






広川は、木の下に生えていた毒キノコを食べる。





「……」


広川は、倒れる。





「……実験台?どう言う事だ……草野?」


「無闇君。行きたい所がある。一緒に行こう。私には、時間が無い。彼の身が危ない」



無闇は断ろうとするが、草野の威圧に耐え切れず、ついて行く。