複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.469 )
日時: 2016/04/22 18:35
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

霧ノ宮は、モルドと星空を元に戻す。

モルドと星空は警戒する。

「勝手に、拠点に入って来て、勝手に私の過去を見るなんて失礼とは思いませんか?ぺチャパイさん?」

「…………今『ペチャパイ』という単語が聞こえたが気のせいだったのか?明らかに聞こえたんたがな〜?言った奴出てこないと我の剣でお前らを切り刻んで殺るぞ?」

「零奈さん……。でも、ぼく達は……少なくとも敵ではないので……」

「敵じゃないお方が、殺るなんて言葉を発しませんが?私だって、胸の事を気にしているのですが」

「……申し訳ない。取り乱してしまった。我々は貴方達と同じ、警察に追われている者。だが、我々は冤罪なので、無実を証明する為に、我は、自身で事件を解決する!」

「隣の君は?」

「ぼくは夜城 鷹臣!能力は……皆に怖がられちゃうな〜。ぼくは君たちをまだ信じられないから言わない!ぼくのこの発言で攻撃してきたら殺してしまうかもしれないね♪」


「そうか……。まあ、お互い様だが。それより、過去を見たと思うが此処に月丘さんと、フローラさん、照山さん、奏雲さんはいなかったかい?」

「いなかったよ?」



星空とモルドは、月丘達を探していた。



「まさか、連続して行方不明の事件に巻き込まれた訳では無い……はず。多分」


「そう言えば、色々あってゲームを起動していなかったな……」




霧ノ宮はゲームを起動する。



モルドは、ゲームを見る。


「これが、呪いのゲーム。今無き青い星」




ぜろなの家には、実験台のプレイヤーが二体いた。



ぜろなは外にでる。


其処には、実験台のプレイヤーがいっぱいいた。


少なからず、プレイヤーはいたが、それはゲーム目的では無く、怖いもの見たさだった。


そして、ゲームのBGMは、大きくバグを起こし、不愉快な音へと変貌し、ゲームの情景も、バグでおかしくなっていた。


「ゲーム会社は、まだ配信しているのか……!」


至る所に、蝉の抜け殻のように、色んなところで実験台が倒れていた。


しかし、一番最初の葉楽の時と違っていた。







ゲーム会社は現在、倒産寸前。マスコミもゲーム会社に尋ねようとはしなかった。


尋ねると言う事の意味を知っていたからだ。




ゲーム会社は、家族にも会おうとせず、ひたすら、配信を止めさせようとしていた社員達が、数人で存在していた。






ぜろなは、崖に行く。だが、崖までにはバグで進行は出来なかった。



「やっぱり、此処だけ、行く事が出来ない……」








すると、画面から黒い物体が、現れ霧ノ宮を襲って来る。

「午前二時じゃないはずなのに……!」




「邪魔する者は、実験台だ!!!!!!!」





星空は反応する。


「この声は……」






一方、無闇と草野は。




「……狙場。至急、陰陽師を手配出来るか?」

「お前……誰だ?」

「ノーエスパーである『草野』だ。友人が実験台にされる可能性が高い」

無闇は困惑中。

「……高校生で良いか?」

「構わない」

「……この人は、信用しても良いの?」

「彼もまた、人間を嫌い、人で無いモノを愛している」


狙場の隣では、乾が見つめている。







狙場は、霊犀を呼ぶ。


「場所は何処だ?」

「俺の身体が、必死に探してくれて見つけてくれたよ」





草野は、体の一部を寄生虫にして、姿無き虎の本部、支部等を探していた。






そして、パソコンの画面には黒い物体が現れる。



「邪魔する者は、実験台だ!!!!!!!!」



「逃げるぞ!無闇!この部屋を植物まみれにしろ!」

「……分かった」


植物が大きく成長し、パソコンの画面が破壊される。





「……呪ィも、そ、ろそろ大きく大きくなってきたな。だが、少しずつ大きくしないと、呪ィが私を支配してしま……う。呪いが制御できなくなってしまう」











霧ノ宮は黒い物体を睨む。


「……貴方は……」


「ワタシは、神。悪魔で、は無い。全て、私の呪いとなれ」


「いや?お前は……」






草野と無闇と狙場と霊犀は、森の中にいた。





「……研究所が無い?奴ではないのか?」



「菱刈博士。人間だ」



星空は、突如苦しみ始める。