複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.483 )
- 日時: 2016/04/26 17:27
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
人間達は、結界に無理やり入り込もうとするが、不可能。
オベルムントは、光のロープを出し、戦車や戦闘機等の存在を消す。
「ねえねえ……オベルムント。どうして人間は消さないんだい?」
「……無理です。私は、命を無駄に消したくありません!]
「君は優しすぎるね。だから、この世界からの脱走者は多いんだ。まあ、僕は君のそう言う所が好きだけど」
王は、人間達の前に現れる。
「弱者達よ。僕が直々に相手をしてあげるよ」
王は、テレポートを使わずに、移動し戦車を破壊し始める。
「……能力無しで、あの強さかよ……」
王は、指からビームを発射し、人間達を焼き尽くす。
オベルムントは、嫌そうな顔をして、脚についているジェットで飛び、戦闘機を破壊する。
「怯むな!撃て撃て!」
王は、銃弾をテレポートさせ、兵士達の方へ向けさせる。
兵士達は、血を流し、倒れる。
千石は、隠れていた。
「……メリクルベル……。お前の言う奇跡が本当にあるなら……。俺はもう一度だけ奇跡を信じてみるよ……」
すると、巨大アンドロイド、シーザーが現れる。
「……王!人間は殺すな!私がそれを許さんぞ!」
「おいおい、折角、暴れていたのに邪魔しないでくれたまえ」
「何故、本来共存するべき生物達で戦争をするのだ!」
「向こうが仕掛けて来た戦争だよ。止めるなら彼等だね」
「言っておくが、貴様が、未確認生命達と人間の溝を大きくしている事は分かっているのか!」
「それで良いんだよ。人間とは共存不可。と言うか、ベラベラおしゃべりしに此処へ来たのかい?」
「人間には、慈悲が必要だ。人間の心を失った違法サイボーグ。神の名を語るスクラップの元に集い人間を管理しようとしている、アンドロイド。無差別に生物兵器を生み出し、資金を無知な信者達から奪い取る名も無き教団は、慈悲はいらないけどな!」
「人間にも悪党はいるよ。それに、君の考えと姿無き虎の考えは少し違っているね」
「知っている。だが、目的は同じだ!」
「……面白いね〜。シーザー君は」
シーザーは、人間達の退却を進める。しかし、人間達は歩みを止めず、王の元へ行き殺される。
「それにしても、思ったんですが、どうして王って名乗っているんですか?」
「ん?」
「普通なら、神の方が上のような気がしますし……。自ら名乗るなら、なるべく、格上の方が良いじゃないですか?実際、神ですし」
「神は不確かな者だけど、王は違うよね。確実に存在しており、権利がある。
僕は此処にいるんだ。神と人間に呼ばれる不確かな存在では無いんだ。
そして僕は、この世界のキングだ」