複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.513 )
- 日時: 2016/05/06 18:44
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
同時刻。
窓からエマとノヴァが現れる。
「ナナシさんは最終兵器です。此処は俺達が」
「鰐浦さん、カッコつけている場合じゃないですよ。しかし、もう少し暗殺する気は無いんですかね。ドライアドの皆さん」
「今回は出血大サービス.......!貴方達の醜い血を見させてもらうわ!」
「今宵は良い夢を見せてあげる.....」
ノヴァは榊原を掴み、何処かへ飛ぶ。
「榊原!奴は宙に浮く超能力者か……?」
エマは踊りながら、ナイフで故意に掌に傷つけ傷口から血を噴出し意のままに操る。
鰐浦は、ワニになり話す。
「……奇遇だな。俺も血が好きなんだ」
ナナシは社長を守る。
エマは舞いながら、血の弾丸をマシンガンのように撃ち出す。
鰐浦は最小限に避けながら、銃を取り出し撃つ。
エマは、凝固した血液で身を守る。
鰐浦は全力で走り、エマの足を噛み付こうとスライディングする。
エマは、踊り凝固した血液で、鰐浦を殴る。
鰐浦は、亀になり身を守る。さらに、蛙に変わり、ジャンプする。
「俺の皮膚に触れば、猛毒で苦しみ死ぬ事になる」
エマは踊りの速度を変えながら、血液を発火させ、燃え盛る血液を飛ばす。
部屋は燃える。
「......アッハハハ!イライラするわね!男のくせに、往生際が悪いのよ!どうせ、死ぬんだから、早く私に殺されろ......」
社長は騒ぐ。
「……約束が違うぞ……!俺はこんな所で燃やされて死ねるか!」
社長は、窓から逃げ出す。
ナナシは、窓から出て社長を追いかける。
「待って……!」
エマはナナシと社長の方に血まみれの掌を向ける。
鰐浦は、ジャンプしエマに、のしかかる。
「……確かに君は強い。だが、それは女性の中ではの話だ。……死ねっ!」
エマは、サバイバルナイフを鰐浦の心臓部分に刺す。
ナイフを持っていたのは、凝固していて、手の形をしていた血液。
エマから噴き出た血液は、腕の形をして伸び、複数のサバイバルナイフで、鰐浦を貫き、上に上げる。
「良いわね......血がどんどん吹き出しているわ!もっと、もっと血を見せろ!たっぷり、遊んであげるからさ......!」
エマは投擲ナイフで少しずつ、鰐浦を殺し始める。
「直ぐには殺さないわ.....!暗殺部隊を殺せなかった分、私はイライラが溜まっていたのよ....一滴の血液も残らないと思え!」
「……任務はどうするんだ?」
「......!.....すっかり忘れていたわね.....追いかけないと。全く、イライラするわ.....まあ、この場で血祭りにするけど!」
エマは、鰐浦を血祭りにして外へ行く。
鰐浦は死に際に笑う。
「奴には、猛毒が襲うはずだ……。これで道連れに……」
鰐浦は死ぬ。
口裂け女は、院道と闘っていた。
柴田は見守る。
院道は、砂で出来た先の尖った固形物を使い、口裂け女に向かって投げる。
口裂け女は避けるが、砂は口裂け女に向けて追いかける。
院道は、腕から砂を発生させ、口裂け女に向けて腕を振る。
「一粒の砂達を刃物に変化させ、巨大な凶器へと変化する」
口裂け女は避け続ける。砂は追いかけ続ける。
「……砂を操る本体を刻めば、問題は無い」
口裂け女は院道を切ろうとするが、院道の周りに砂が発生してドームが出来、周りを囲む。
「触れれば、逆に刻まれるぞ?」
柴田は、ビールを飲みながら、様子をひたすら見ていた。