複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.54 )
日時: 2015/12/17 19:41
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

「盾型。アイスシールド!」

黒獅子は、銃弾に対して両腕から氷で出来た盾をつくる。それを、斜めに向けて弾く。

黒獅子は話す。

「ルルディちゃん!もうそろそろ、この無駄な闘いを終わらせようじゃないか!」

黒獅子は、左腕から氷を発生させて左手を覆い被さりそのまま氷は剣状の形を纏う。

黒獅子は話す。

「剣型。モデル手甲剣!これでお前を破壊してやるよ〜!」

ルルディは、1つの武器を取り出し、高速言語で話す。

「ソレでハ........ワタシも目標ヲ確実に排除スル為コノ武器1つでたたかイマス。暗器、サンセツコン装備完了.........強襲開始」

ルルディは三本の棒を鎖で一直線になるように連結した武器、サンセツコンを装備して黒獅子に向かう。



黒獅子はルルディの首を狙い、剣を振るう。

ルルディは呟く。

「こんナ攻撃もサンセツコンでハ、無意味デス」

三本の棒の連結部分で剣を受け止め、剣を受け止めた状態でルルディが近づく。

黒獅子は叫ぶ。

「右手、銃型!モデル散乱銃!」

放たれた氷の銃弾に対し、ルルディは俊敏に避けサンセツコンを顔面に目掛けて振る。見事に黒獅子にヒットする。

黒獅子は始めて血反吐を吐き、苦痛の表情を見せる。

「顎が……!クハッ!まさか、白咲にやられた顎が!?」

ルルディは話す。

「目標排除」

ルルディは、アクロバディックに左下段回し蹴りを黒獅子の頭に打ち込む。

黒獅子は倒れるが、右手をルルディに向けて叫ぶ。

「僕は、此処で死ぬ訳には行かないんだぁぁぁぁ!」

右手には、銃型の氷がルルディに向けられ、放たれる。

ルルディは驚きながら話す。

「そんナ.........目標は排除したハズ.........!」

ルルディの胸に、氷が刺さり血を噴き出しながら倒れる。

黒獅子は喋る。

「へへっ!物ごとは、そう簡単に上手く行かないのさ……!まあ、知り合いにこの考え方を覆す奴がいるが……」

ルルディは、苦しそうに黒獅子を見つめる。

黒獅子は呟く。

「こいつ、本当にアンドロイドか?!」

ルルディは話す。

「目標再排除。能力の制限をアルベルト様の指示ヨリ解除。スラッシュワイヤー発動」

ルルディの指先からスラッシュワイヤーと呼ばれる鋭利なワイヤーが飛び出し、黒獅子の左手の手甲剣を左手ごと切り裂く。

黒獅子は話す。

「やっぱり、アンドロイドか。だが、僕の左手は義手でね〜。あ〜ひゃひゃひゃひゃ!……こんなにも闘いと言うモノが面白いとは思わなかったな〜!これこそ、勝負の醍醐味……!」