複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.573 )
日時: 2016/05/17 18:22
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

七つの大罪。それは、王直属の部隊。

嘗て、暴食の罪、クメーラと、色欲の罪、ルメール・ハウィリアが所属していた。

ちなみにヴァイオレッタは、七つの大罪そのものの悪魔。関連はあったらしいが、王直属の部隊には入隊していない。

現在所属しているのは。

傲慢の罪 レオトリア 男性
憤怒の罪 セド    男性
嫉妬の罪 ジャミ   女性 
怠惰の罪 王     ?
強欲の罪 ハンゴ   男性
暴食の罪 ベルゼバブ ?
色欲の罪 ラビー   女性



王以外の全員が元罪人である。ちなみに、クメーラは前の世界を知りすぎた罪。ルメールは未確認生命体の全てを虜にした罪により、罪人になった。





そして、サディスクラブの拠点に向かったのはセドとラビー。




「僕は怒ると怖いよ」

「さ〜て、苛められたい子は何処かな〜」




拠点の目の前には、サラマンデスが現れる。


「王か、ハーデスとフレデリックとサディスをテレポートさせたのは」


「その通り。一か所で、君達と闘うのは無茶だから、各地で七つの大罪がそれぞれ分散して戦います」

「さあ、私に苛められなさい!」



ラビーは、人形を持つ。

「私の能力は触れた者を、人形にさせる能力。貴方のような人形は可愛がり甲斐があるわ〜」

セドは構える。

「僕の能力は、受けたダメージを自分の力に変える事。君なら、僕はとっても強くなれそうだ」




サラマンデスは、二人を見る。

「王の私欲に操られた人形達よ。サディスの偉大な計画の糧となれ!」





セドは無防備でサラマンデスに向かう。


サラマンデスは拳を向ける。

セドは笑う。

「さあ、大ダメージを僕に!」

サラマンデスはセドを掴む。

サラマンデスはセドをラビーに向かって、投げる。


ラビーにぶつかったセドは、人形になる。


「セド!?」


「自らの能力は、あまり自慢するモノでは無い。本来、未確認生命体である我らは欲を欲する者等いなかった。だが、貴様等、七つの大罪のせいで、欲が生まれた。欲が生まれれば人間と同じ様に堕落する。欲が生まれるから、裏切りや卑怯な事が起こる。まさに、大罪だ」



ラビーは鞭を持ち、サラマンデスと闘う。

「鞭でも触れた者は、人形になるのよ」



サラマンデスは全身を覆っている赤い鱗を剥がして剣や盾を生み出す。そして、翼を使い、大空を舞う。



ラビーも宙に浮き、睨み合いが始まる。




「たっぷり、叩いてあげるわ!」


ラビーは、鞭をサラマンデスに振る。

サラマンデスは、盾でガードしながら、ラビーに近づく。

盾は人形になり、強度が落ちる。


サラマンデスはラビーを剣で刺そうとする。

ラビーは、隠し持っていたデリンジャーをサラマンデスに向けて放つ。


「銃弾でも、私の能力は効果あり!」

サラマンデスは、剣で銃弾を防ぐが、剣は人形に変わる。


ラビーは、サラマンデスに触れようとするが、サラマンデスは人形に変わった剣でラビーの顎を殴る。



ラビーは、距離を置き、高い所へ行く。


「……人形に変えたはずなのに〜」


「俺の赤い鱗は並の能力者では傷ひとつ付けられないほど強固。いくら、強度が変わっても、欲望に砕け散る程、軟では無い」


「サラマンデス……」