複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.577 )
- 日時: 2016/05/18 15:09
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
セドの身体は、大きくなる。
「ダメージが力に変わり、筋肉へ変化したんだ」
セドはサラマンデスに向かって右ストレートを繰り出す。
サラマンデスはセドの攻撃を避け、セドの身体に蹴りを入れる。
セドはサラマンデスの足を掴み、投げ飛ばす。
サラマンデスは翼を使い、体制を立て直す。
セドは大量の唾液をサラマンデスに吐く。
唾液は、途端に発火し火球弾としてサラマンデスに向かう。
セドは、サラマンデスに向かって突撃しようとする。
サラマンデスは、翼で火球弾を消し去る。
同時にセドがサラマンデスに突撃する。
「……君の鱗も僕の攻撃で粉々にしてやる!」
サラマンデスは攻撃を受ける。
サラマンデスの鱗は傷一つ入らない。
「過信は敗北の原因の一つ。判断を誤るな」
サラマンデスはセドの頭を掴み、そのまま地面へ向かい降下する。
「おいっ!何するんだ!やめろ!」
「判断を誤った者に訪れるのは……死のみだ」
サラマンデスはセドの頭を地面に叩きつける。
人間達はサラマンデスの姿を見る。
「……うわっ!未確認生命体だ!」
「いや、これって英雄サラマンデスじゃ……?」
「どうでも良い!今すぐ逃げろ!ニュースで言っていた事は本当だったんだ!他の奴ら見たいに避難しておけば良かった!」
この国は、嘗てサラマンデスが人間を救っていた国の一つだった。
その記念に、英雄サラマンデスの像と言う物が、国の中心のシンボルとなっている。
「愚かな種族だ。滅亡させてやろう」
すると、セドは立ち上がる。
セドはサラマンデスを蹴り飛ばす。
サラマンデスは自分の像に当たる。
像は破壊してしまう。
セドは、奇妙な言葉を使い叫ぶ。
セドは我を失い、憤怒する。
「あの攻撃を受け、死なずに力として蓄えたのか。厄介な能力だ。しかし、死ぬ程の攻撃を加えれば良いだけ。超能力を過信するな」
セドは、大きくジャンプをしてサラマンデスに向かう。
セドの口から、火が吹き出し、キバが現れる。
サラマンデスは、セドの足を掴み投げ飛ばそうとするが、セドは足を引き千切る。
サラマンデスは、セドを見る。
「さすが、憤怒して王に逆らった罪で罪人に堕ちた事はある」
セドは唾液を飛ばし巨大な火球を創りだす。
サラマンデスは火球を翼で飛ばし、セドを殴る。
セドは大笑いしながら筋肉を増幅させる。
我を失っているセドは、ターゲットであるサラマンデスを全力で殺そうと襲いかかる。
セドはサラマンデスと力比べをする。
「互角とは、本当にその能力は厄介だ。だが、メーターには上限がある。メーターの上限を超え、理性を抑えきれない地点と言う事は、お前には相応しくない能力だったのだ」
サラマンデスはセドを上に投げ飛ばす。
セドとサラマンデスは互角の交戦を行う。
セドの身体は、力を持て余す肉の塊と化する。
「欲に負けた愚か者は、破滅の道を進め」
サラマンデスは、鱗で出来た剣でセドを切り裂く。