複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.588 )
- 日時: 2016/05/19 20:14
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
「浅倉。暴れては駄目なのか?」
「初期の時と同じ対応をするべきね。武藤が死んだらしいから」
「あの馬鹿……」
天竒と霧ノ宮は逃げる。
「さて、アンタは意外と運動神経が良いから、背負わなくても大丈夫かい?」
「ああ、問題無い……!だが、城鷹が危ない!」
「誰だ?直ぐに助けないといけないぜ」
天竒と霧ノ宮は、何とか追っ手から巻く。
「……暗殺部隊 アンノウンには、いなかったメンバーだ。一体、何者なんだ」
「浅倉、小型ロボットを」
「言われなくても、もうやってるわよ。小型じゃないけど」
「まあ良い。次は夜城の所へ向かうぞ」
「駄目よ、武藤がいないから、ちゃんと暗躍しないと。学校に、夜城君を監禁しに来ましたなんて、学校が通じる訳無いでしょ。暗殺部隊の存在は、一般人には極秘なの」
「知っている。全く、平穏を望んでいたんだがな」
霧ノ宮は、高校の方へ向かい、歩いていく。
「城鷹が危ない……」
霧ノ宮は、そう言って転ぶ。
「大丈夫かよ。そんなに焦るな」
貧民層街の住人が近寄る。
「おお、天竒。どうした?お前が此処らを征服したら、暴れるなんてバカがいなくなったぜ!ははっお前、警察より、治安良くしちゃったじゃねーか、お前等!お前のその明るさのおかげで、人生救われたぜ」
「おいおい、そんなに手の平返したように言ったって無駄だよ。とりあえず、そんなアンタは長生きするよ。良かったな!」
「それで、お嬢ちゃんを連れてどうした?殺すなら、別の地域でやれよ?」
「警察に追われていたんだぜ、しかも、恐らく施設送りだ」
「しせつ……?何処のだ?」
「……あの記者、まだ発表していないのか?御法川さん」
霧ノ宮は、高校に向かって走る。
「ちょっと待って……どうして、警察に追われていたんだ?」
「我は何もしていない!……お前は何者だ!」
「俺は天竒 暮弥!文句のある場合は俺に遠慮なく言ってくれ!嫌な事は口に出さないとスカッとしないぜ?」