複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.603 )
- 日時: 2016/05/21 17:23
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
そして、時は過ぎサディス達は、全てを滅亡する計画を完成させるべき、行動に移そうとした時だった。
サラマンデス以外のメンバーが、テレポートした。
ハーデスは、別の世界にテレポートされた。
「慎重に行動していたつもりだったが、王の事をなめていた」
ハーデスがいたのは、巨人の世界。
そして、巨人が現れる。
「俺は強欲の罪 ハンゴ!貴様の命頂戴しに来たぞ!お前を殺せば、俺は罪、差別から解放されるのだ!そして何より、俺は世界を救う!」
「私は万全の策を立てた上でしか闘わないのでね、この場は撤退することにするよ」
「貴様!逃げるのか!」
「対策を立てた上で巨人と闘わなければならない。まともに戦う方が時間と労力を使うでは無いか」
ハーデスは、暗黒の空間を生み出しハンゴを封印する。
「万全の策を立ててから、相手してあげましょう。そして見事に闇堕ちさせてあげますよ。サディスの様に」
最初から悪魔と呼ばれて生まれる生命等存在しない。
ハーデスは、嘗て、差別を認めない人格者であった。父の虐待以上の扱いを受けた為に、ハーデスは他の者がそうならないようにとの事である。
そして、王により妬まれ嫌がらせをされていた人格者サディスを救い、王を半殺しにした。
それ以来、王はハーデスに関して戦慄する事になる。
しかし、人間は自分を悪魔としか見ず、恐れる姿を見て考えを変え、闇に堕ちたのだった。
「どう足掻いても、変化を恐れる人間共に愛想が尽きたのだ。やっと全てが滅ぶ」
ハーデスは、ハンゴを解放する。
「ぐあっ……!やっと、出られた……!さあ、俺は悪魔を倒して自由になって、人間達の英雄になるんだ!」
「あんな誰かに頼る事しか出来ない弱者の評価を求めるとは、私、直々に教えてあげましょう。人間がいかに愚かであるか」
ハーデスはハンゴを洗脳する。
ハンゴは、人間が都合が良い時だけ、煽てて、何か悪い事が起こると、忽ち自分が疑われる情景を見る。
「シーザーと言うアンドロイドが、今の現状に近いだろう」
「俺は……俺は……!人間を滅亡させるぞ!」
「その通り、それでは行きましょうか。小賢しい真似をした王を殺さないといけませんからね」
ハーデスはハンゴを利用し、王の世界へ行く。