複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.607 )
日時: 2016/05/21 21:20
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

フレデリックはテレポートして、別の砂漠の世界へ行く。


「傲慢の罪 レオトリア。名前を名乗る意味は、俺に殺されるお前に特に意味はないけど、宜しくな!」

「嫉妬の罪 ジャミ!ちょっと、レオトリア。失礼でしょ。こんな美少女以上に整った顔立ちの美少年に……私もそんな顔に生まれたかったわ。嫉妬しちゃう」



レオトリアは、剣を持ち、ジャミは口を開け、巨大なハンマーを持つ。


「俺は、最強だから、特別に能力を教えてやるよ。戦う事が大嫌いな、フレデリックに。俺の能力は、発光。体、身に着いた物、触れた物を発光物に出来るんだ!」


「私は、口の中に別の空間を所持する事が可能。つまり、口の中が、某ネコ型ロボットの四次元ポケットね!さあ、美少女!何処からでもかかって来い!」




「よく少女みたいな顔って言われるけれど……人を見た目で判断すると足元をすくわれるよ」





「おい、ジャミ。此処は、俺一人でやらせてくれ。へへっ……死に晒せ!!!」





レオトリアは、サングラスをしながら、持っている剣を眩しく発光させる。



フレデリックは、緑色の光のオーラを全身から発する。



「奥の手ですが、相手が七つの大罪ですので……」



レオトリアが発光した剣は、フレデリックの緑色の光のオーラが包み、優しく温かい光へと変化する。


「キミの光は強すぎるよ。光が強いとその分、強い闇が生まれてしまう。でも、希望のようにずっと見ていられる綺麗な光なら……キミの能力は争う事に使うのでは無く、闇しか見えない者達を照らして行けば良いんじゃないかな?」



「……あ、ああ……」



レオトリアは攻撃を止める。


ジャミは叫ぶ。

「え!?え!?ちょっと……レオトリア!?ええええ??」







フレデリックの周りは砂漠から、花畑へ変化する。



「キミもだよ、ジャミ。その可憐で美しい口から、兵器では無く、人々の役に立つ物、つまり、ひみつ道具を出すべきだよ」

「ひみつ道具?」


「そう、空を飛べる装置とか、何処へでも行けるドアとかね?」



「……あ、はい」






レオトリアは、我に帰る。


「おっと、騙される所だったぜ!戦わないで、勝てると思ったか!」



「僕と闘えばキミは100%死んでしまう。もしも本当に死ぬ覚悟があるのならばどこからでも向かってきて」



ジャミは抑える。


「私たち、間違っていたんじゃない?」

「な訳無いだろ!王の命令には逆らえないんだよ!」



レオトリアは、剣を向ける。


「俺の能力は、この熱い砂漠では、有利。此処で、ちょっと超能力バトルと行こうじゃねーか!」



レオトリアは、太陽光を集める。


「俺は光を操る事も出来るんだ。光を屈折させる事で自身の姿を隠したりとか、色々出来るんだぜ。さらに、自分の身体を使い、太陽光を使いソーラービームなんてモノも出来る」





レオトリアは笑う。


「さあ、七つの大罪の力、見て貰おうじゃないの!」




「結構、考えたんだね。御苦労さま」



「噛ませ犬でも、ちゃんとした能力を考えないとな!さあ、どう避ける!争い嫌いのフレデリックさんよ!」