複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.628 )
日時: 2016/05/25 17:19
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

「前の世界……。まあ、ネットに載ってる訳無いね」


現在レイル=ペッグは、警察病院の近くに住んでいた。


レイル=ペッグには、助手がいるが、とある事情で、仲間と共にある事を調べていた。



同時に、レイル=ペッグは、警視総監の事を調べていた。


レイル=ペッグは誰かと連絡する。


「天竒クン。疾風チャンを、警察に送り込んでくれないかい?君の組織にも、得になると思うんだけど」

「内容によるぜ。と言うかペッグって指示役だからさ、アンタの組織だろ?俺の組織とか……馬鹿にしてんのか?」


「文句は直ぐに口に出すね。キミらしいよ。だから、ボクも信用出来るんだ。機士以外でね」


「用件を話してくれ。今、警察の弱みを探しているんだ」


「疾風チャンが、警視総監の事を調べれば、弱みは出てくるはず」

「警視総監って、今は警察病院で入院しているんじゃ?」

「それが、少し前にヘリコプターでどっか行ったんだ。尾行したけど、突然消えたから分からないよ」


「へぇー……まあ、疾風はもう、警視庁にいるよ。陸田組との覚せい剤の横流しの件でね」


「なら、陸田組の場所、教えてあげるよ」


「おお、陸田組の場所が分からなくて困っていたんだぜ。助かるよっ!」



「後、照山って人は見つかったかい?」


「元暗殺部隊の……?警察病院に勤務しているはずだぜ?」


「それがね、ヘリコプターの一件以来、全く病院に来なくなっていたんだよ。五十嵐 蒼の所にも来ていないから、もう、あのクズ男の手に落ちていないかどうか心配でさ」





「まあ、警視総監は妻が大分前に失ってから、薬物とか、酒とか、色々やっているからな。クズに堕ちるのもしょうがないぜ」


「久々に、月丘クンの所へ行こうかな。モルドの調子も気になるし」



「その前に、陸田組の場所、教えてくれよ!」








ペッグは、家を出て、警察病院へ行く。


ペッグは、看護師に照山の事を聞く。


「……あの、以前ここの病院で入院してお世話になったんだけど、その際に、照山と言う女性はいなかったかい?お礼がしたいんだよ!」


「……照山は……無断欠席が続いていて……ちょっと、分かりません。私も心配なんです。家にも、帰っていないらしいので。娘さんも、引きこもりになって……」


「む、娘?」









照山は、五十嵐 蒼と言う少女を娘のように育てていた。五十嵐も、照山を親のように慕っていた。看護師が言っていた娘は、五十嵐の事で看護師は勘違いをしていたのだった……。





ペッグは、家に帰る。娘=五十嵐 蒼だとは考えずに、あの警視総監の事を思い出す。



「照山は、前の世界からの運命。ボクと繋がるはずなのに。早く、照山を探さないと」