複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.634 )
- 日時: 2016/05/26 18:56
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
ペッグは、スマホでテレビを見る。
テレビでは、貝田の代わりの総理大臣が決定した。
名前は、球田。
貝田は、望田が死んだ代わりの為、異例の臨時となった。貝田は、臨時では無くちゃんとした内閣総理大臣を立候補したいと考えていたが、貝田の世論が低かった為、最大党首、与党の代表、球田が投票で決まった。
ペッグは、ロンギヌスの死体を持ち運ぶ。
そして、ペッグは、ある人物を見つける。
「……全く何故、こんな時に襲撃を……。国民の避難も面倒だし。もう、結構日が経っているから、此処の住人が警察にデモ始めるし……うるさくて、酒もまともに飲めないよ。しかし、小人は剥製に限る。巨人はでかすぎるんだよ」
ある人物は、小人の剥製を三人くらい持ちながらブツブツ、文句を言っていた。
「警視総監……かい?」
「……誰だ、お前?まさか、ロンギヌスか?早く、ファントムに連絡しないと……」
ペッグは、無言でホログラムのような翼が生える。
警視総監は逃げ出そうとするが、ペッグは翼を使い空を飛び警視総監を捕まえる。
ペッグは警視総監に触れ、弱点を解析。
弱点は、大嶽に、入院するほどの大怪我を負い現在も、完治していない所だった。
ペッグは死なない程度の攻撃をする。
警視総監は避けられず、ビルに当たる。
「私は……警視総監だ。警察を殴るとは……非常識め」
「キミに言われたくないよ。キミは、今後一切照山と言う女性に近づかないでね、分かるまで、死なない程度の攻撃をするよ?生き地獄って怖いよね」
「……彼女は私の妻だ!私の妻なんだ!」
「ボクは、やっぱり運が良いね。朝のアレも、当てになるよ」
ペッグは死なない程度の攻撃をする。
「……何なんだよ、お前ぇ……」
「クズ男クン。キミは殺さないよ。だけど、こんな痛みよりも、辛い生き地獄を見せてあげるよ。怖いだろうね、陸田組の関係とか発表したらさ。後は、極悪犯罪者隔離施設とかさ」
「……何で、知っているんだ」
「ボクは、キミが嫌いだからさ。ボクと結ばれるはずの照山をあんなに汚したんだから。まあ、子供に罪は無いよ」
「子供?いないよ……何言ってんだ。やっぱり、デタラメか!」
ペッグは死なない程度の攻撃をする。
警視総監は、気絶する。
「『魔剣』と『聖剣』が相反しているならばボクらを制する事が出来るのは聖剣だろうねぇ?まあまだ『聖剣』になる人には出会っていないけれど……。少なくともこの世界のお偉いさんではない筈だよ。敢えて言うなら……自分の能力に気付いていない人。そして誰にも相手にされないような、目立たない普通の人間」
ペッグは、その場を去る。