複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.639 )
日時: 2016/05/28 14:19
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

紅葉は、犬を連れて来る。

「このワンちゃんも一緒です」

「同居人より同居犬だ」


立花はニューナンブM60とS&W M10の二丁拳銃を両手に持ち卯敷の方に向ける。


「おい.....あんたこの少女に淫らな行為なんかしてないよな?」

「……冗談だ。俺と紅葉ちゃんと、二人の男女と共同生活している」

「どう言う事だぁ?説明しろ!」

「……今は、白咲を討伐する事に専念してくれ。後は、酒でも飲みながらゆっくり話すよ」

「分かった......その代わり卯敷の奢りだからな!」

「……だから、銃を下ろしてくれ。怖い」






紅葉は千里眼を使い、白咲の場所を突き止める。




「女子高生の家にいるよ」




立花と卯敷は移動を始める。



「トップギア入れるぜ!!」

「急に叫ぶなよ……」



「そういえば卯敷の能力って何だ?」

「俺は秘密主義だ」

「あたしの能力は聞かれて対処出来る能力じゃないからね。教えてやろうか?」

「……いや、遠慮しておくよ」

「そう言うなよ。雑用」

「今は依頼人だ」

「なら勝手にあたしの仕事場の中に入るな!あたしは友人でも仕事場に入れた事が無いんだ」


「……ああ、ごめんよ。喜んでくれるのかとばかり思っていたから」


「全くあんたが雑用した分の給料を支給しなきゃならないんだ.....」


「ボランティアだ。金欲しさにやった訳じゃない。と言うか、白咲がいる家に着いたぞ」





一軒家の表札には、白夜と言う苗字が彫ってあった。




「……白咲じゃないのか?」

「.....とにかくあんたがインターホンで呼び出してあたしが始末する」






少し遠くの所に立花は行く。




卯敷は緊張しながらインターホンを押す。





出て来たのは高校生だった。

「どうしたんですか☆」


「……え〜と、白咲 千秋さんはいますか?」






すると、家の二階の窓から誰かが現れる。




「白咲……」


窓から飛び出した白咲は、無事に地面に着地する。





「……卯敷君じゃないか。第一章ぶりだね」


「そして、私は蘇った」




立花はS&W M19と言う拳銃を使い発砲する。





銃弾は普通の大きさから、とても小さくなり目には見えなくなる。銃弾は落ちる事無く白咲の方向へ一寸狂わず追尾する。

そして白咲の体を貫くには程遠い小さな銃弾は白咲の目の前で普通の大きさに戻り白咲が気付いた時には銃弾は白咲の心臓を貫く。



しかし、白咲から現れる禍々しいオーラのせいで銃弾は止められる。


「古い銃だね」





白咲の腕には妖刀が握られていた。




白夜は笑いながら傀儡人形を大量に歌いながら操作する。