複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.644 )
- 日時: 2016/05/28 22:14
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
以後、此処ら辺の地域は立ち入り禁止地区へ。
避難している人々は予想以上に立ち入り禁止の長さに苛立っていた。
立花は両手に銃を持ち構えていた。
「おいおい....これはどう言う事だ?普通の光景じゃねーよ」
立花は突如現れた沼地に驚く。
ヴァイオレッタが機動隊相手に攻撃をしていた。
「number five:Hierophant」
ヴァイオレッタは5と言う数字の書かれた教皇の意味を持つカードを引く。
沼地の中にいた範囲内にいる狙った対象をは地面から伸びた無数の腕で捕獲されそのまま地面の中に引きずり込まれ殺害される。
「私は特別に慈悲を与えます」
「助けてくれー!」
「勿論女性に限ります」
警察関連の女性は救出される。
「これからの世界は私が法です。法の前では愛や男や色欲は無力です」
エマは男たちを惨殺していた。
「男なんてクズしかいないのよ。性欲だけの動物よ!ああっ!イライラが止まらないわ.....」
口裂け女は隠れて女性の口を切り裂く。
「私は仲間っ……きゃああああ!!!」
「どうしても切り裂きたいのよ。可愛い子を。どうせ、貴方は誰かによって汚れてしまう。なら、私が綺麗な姿のままで...」
ノヴァは警察が用意していた武器を取り上げる。
「無能な人間が殺傷力抜群の武器なんて勿体ないわ......」
その他のメンバーも警察相手に戦っていた。
立花はカメラを用意し写真を撮る。
「貴方は何者ですか?ドライアドのメンバーには貴方のような者はいなかった気がしましたが」
ヴァイオレッタは立花の後ろに現れる。
「此処に忘れ物をしただけだ!別にそれくらい良いだろ?」
立花はヴァイオレッタと距離を置く。
「この区域に入れる事自体がまずはあり得ないんです。私は侵入者を一人足らずに見逃しませんから」
「知らねぇよ!あたしは帰るんだ!忘れ物はまた後で取りに行く」
「貴方は暗殺部隊ドライアドに入隊しませんか?」
「.....興味無いね」
「今の世の中は男が世界を決めています。しかしこのままで良いのですか?女性ばかりが損する世の中変えてみたいと思いませんか?女性主義の世界を見たくありませんか?」
「女中心の世界なんてあたしは興味ないね!そんなのクソくらえだ!!」
ヴァイオレッタはタロットカードを引こうとするが、その後ろに此処の住人達が現れる。
「何だこれ!俺の家は!」
「……そんな」
「もう少し大人しくしてくれると判断しましたが」
ヴァイオレッタは立花を置いて住人達の方へ行く。
立花は移動する。
ヴァイオレッタはタロットカードを引く。
「number fourteen:Temperance」
ヴァイオレッタは14と書かれた節制の意味を持つカードを引く。
「力があるから反抗し調和を乱す。相反する者は全員力等いらないのです」
住人達は相手の能力と戦闘力を弱体化させられる。
「記憶の改ざんを始めます。死にたく無かったら大人しくしてください」