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京咲と砂金は孤児院へ向かう。

すると、孤児院の人々が京咲を見て京咲の元へ走った。

「どうしたの？心配したんだよ！……ああ、貴方が此処まで連れて来てくれたんですか？」


「あ、はい」


「にゅにゅ！」

「そうだね、お腹空いたね。それじゃ、早速ご飯出来ているから食べようか！」

「やったーにゅー！」


「あ、貴方も一緒にどうですか？」



すると、突如京咲が夢を思い出す。




「……前から同じ夢を見るにゅ！大人の二人が地球とか言って話し合ってるにゅ！」


「地球？……ああ、今無き青い星に出てくる架空の惑星ね！もう、臨音ちゃんはゲームのしすぎだよ？目悪くしちゃうから、あんまりやらない方が良いよ？」


「分かったにゅ！」



そのまま、孤児院の人々は帰ろうとする。


砂金は孤児院の人々を止める。


「すみません、お言葉に甘えて、一緒にご飯を食べても良いですか？俺、京咲ちゃんともっとお話ししたいんです」


「……あ、はーい……わっかりました〜」


孤児院の人々はちょっと困惑しながら移動する。




砂金は京咲を見る。



「おじさんはロリコンかにゅ？」


「いやいや、違うよ？君の夢に興味があるだけさ」


「……にゅ？」








孤児院の人々は話し合う。



「あの人、ロリコンなんですかね……」


「六歳が性対象なんて……有り得ないよ。多分、恐らく、きっと」


「……」


「……いざとなれば、超能力で捕えるわ」

「向こうも超能力者ですよ？」


「でも、六歳だよ？六歳って……」