複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.671 )
日時: 2016/06/04 18:01
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

そして、学校。


尾瀬ヶ原 石楠花は、登校していた。


尾瀬ヶ原 水芭蕉も、学校に入学予定だったが、声のリハビリを重視する為に学校には、いっていない。



尾瀬ヶ原の元に霊犀と花霞が行く。

「.....君が石ちゃん?私は霊犀 結香。弟の事とか愛先生の事とか色々聞いたよ」

「そうなんだ……!あたしも霊犀……気軽に結香って呼ぶね?

結香の事は知っていたんだよ。陰陽師一族の分家と言う事だけなんだけどね」




そして、暫く話をして盛り上がる。




「石と私って同じクラスだね!」

「今さらなんだ!まあ、色々あったから……」


「うん.....でも、忘れちゃ駄目なんだよね。真央ちゃんのような孤独な人にさせない為に」


「.....神代さん」





霊犀と尾瀬ヶ原のクラスは、嘗て神代と言ういじめっ子がいたクラスだった。



尾瀬ヶ原は、気が強い為、神代に反抗していた一人だった。

霊犀はこの状況に、あまり危機感が無かった。つまり、空気を察する事が出来なかった。



だがある意味、神代と花霞が一番、溝があったと思われる。


神代は一方的に白樺を好きになり、花霞を唆されてだが、愛の為に殺す決意までしたからである。


自殺の原因も、花霞がいたからと言っても過言ではない。身勝手な原因だが。






「....私のせいで、神代さんが、和人が....」




尾瀬ヶ原と霊犀は慰める。

「いや、違うよ?叶多は悪くないって....いや、誰も悪くないよ?」

「……その通りだって。気を強く持とうよ!白樺君の捜索、あたしも手伝うからさ」










「私なんか存在しなければ和人も神代さんも、普通の人生を送れたのに.....」








花霞は、暗殺部隊アンノウンを思い出し、恐怖に怯える。


「保健室に運ぶよ....!」

「……大丈夫!?叶多!」