複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.675 )
- 日時: 2016/06/06 15:10
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
「一刻も早く、白樺 和人を見つけ出すのよ....!」
霊犀は意気込む。
花霞は早退していた。
尾瀬ヶ原、羽柴、朽葉、姫哭も霊犀の元で情報を探していた。
星宮、白夜、夜城は学校を休んでいた。
「石、今日はこの地域で聞き込みよ!」
「分かったよ。あたしは、全力で白樺を見つけ出すから!」
羽柴は霊犀に意見を言う。
「霊犀……。俺、放課後はオカルト同好会……」
「.....叶多の為に、暗くなるまで探すのよ!そして、また叶多に元気になってもらうの!泣いたって良い、また笑えば良いから!」
「……そうだな……!」
朽葉は白樺では無く、三國の捜索をしていた。
姫哭は朽葉に向かう。
「朽葉、三國は警察が捜索しているから....」
「そう言えば、三國と友達だったんだよな、姫哭さんって」
「ああ.....中学からの同級生だ」
「今度、二人で三國の想い出話を……」
尾瀬ヶ原は朽葉の所へ行く。
「朽葉、ナンパしにいってるのか、行方不明者を聞き込みしているのかどっち何だい?」
「……学校で聞き込みしたって変人だと思われるだけだろ?それじゃ……尾瀬ヶ原は……」
尾瀬ヶ原は姫哭と共に去る。
実際、モルドに頼んで白樺の事を思い出せば白樺の居場所が分からなくても、協力者が増えていたはず。(ただし、花霞は警察を信用していない為、結局、人数が多くても何も出来なかったと考える)
さらに、現在、花霞はモルドの居場所を知らない。
霊犀達は完全に行き詰っていた。
そして、放課後。
星宮も加わり、白樺の聞き込み。チラシ配り等を始めていた。
霊犀は尾瀬ヶ原と羽柴と共に、橋の所へ行き、チラシ配りをしていた。
チラシには、白樺の写真と特徴が書かれており、デカデカと『探しています』と言う文字が目立つように書かれていた。
すると、尾瀬ヶ原 水芭蕉と愛先生が、チンピラに絡まれていた。
「……おい、そこの小僧をこちらに渡せ。親子でも無いなら出来るはずだろ?アンタまで奴隷になんてなりたくないだろうし」
「……女も一緒に連れて行きますか?」
「馬鹿野郎、俺達は依頼をこなせばいいだけだ。餓鬼一人連れて行けばそれで良い。荷物は増やしたくないんでね」
愛先生は水芭蕉を守るようにチンピラに対応する。
尾瀬ヶ原 石楠花は真っ先にチンピラに向かって殴る。
羽柴は、尾瀬ヶ原 水芭蕉と愛先生の救出に向かう。
霊犀も向かうが、川に落ちる。
「霊犀!……相変わらず、空気読めないな……」
石楠花はチンピラに向かう。
「あたしは、『焔』を扱えるんだよ!雑魚は消えろ!」
「……強気だね〜。こちらも超能力は使えるんだよ。しかも、君と違って実戦経験もあるんだ……」
チンピラは目を見開く。
「……俺の能力は金縛り。思えばだれでも神経を麻痺させられるんだ。どうだ?失せる気になったか?」
石楠花は笑う。
「あたしは頑固でね。負けると分かっても失せる気にならないんだ」
チンピラ達の頭から赤い炎が発生する。
チンピラ達は川に飛び込む。
石楠花は水芭蕉の元へ行く。
「大丈夫、水はあたしが守るんだから」