複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.688 )
- 日時: 2016/06/09 14:47
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
一方、夜城は。
夜城は、今無き青い星のゲーム世界を堪能していた。
そこには、他のプレイヤーもいた。
すると夜城は、ある光景を見て驚く。
「……人間が氷の中に閉じ込められている……!」
そこには、戦闘していた星空とメリクルベルがいた。
夜城は二人を止める。
「せ……折角、こんな理想の世界にいるのにどうして喧嘩しているの……?」
星空は夜城を睨む。
「……もう、最愛の人に会えないんだ。こんな世界に閉じ込められたせいでね」
メリクルベルは星空を見る。
「わたくしは、はかっ……博士の部下ですの!この世界に不必要な者を排除する役割をしているんですわ!」
メリクルベルは二人を笑う。
「この世界は、奇跡が当たり前。これ以上素晴らしい世界は無いですの!」
夜城は頷く。
「……君も最愛の人はいないのか?」
夜城の隣に、霧ノ宮が現れる。
「あぁぁ〜!零奈さ〜ん!来てくれたの〜!」
霧ノ宮は、夜城に向かって笑顔で答える。
夜城は違和感を感じる。
「……プログラムだよ。君が理想とする人を再現しているんだ。現実と同じでは無く、君の想像と同じ為、現実のモノよりも、より都合が良くなっている」
「……え〜嫌だな〜。こんなの零奈さんじゃないよ〜」
メリクルベルは二人を氷漬けにしようとする。
星空はレーザービームを構え、夜城はアサルトライフルを構える。
「ぼくは、ソーサラー。君は?」
「俺はナイトだ」
「後一人テクニシャンがいれば……」
すると、何処からか声が聞こえる。
「……この地域は、実験台達が集まる集会場。まさか、君に会えるとはね」
大山が夜城の前に現れる。
「大山さんだ!」
「……誰だ」
「テクニシャンで、結構レベルも高い人だよ!」
戦闘が開始する。
メリクルベルが現れた!
「わたくしは、この世界で、ずっと千石さんと一緒にいるのですわ!」
キーホ(大山)は指示をする。
「まずは僕が、彼女の攻撃力を下げる攻撃を行う。ナイト君は攻撃を防御してくれ。そして、夜城君が魔法攻撃をするんだ。ただし、このゲームシステムはMPが存在している。だから、最初は弱い魔法攻撃をするんだ」
「何か、RPGみたいだ。凄く楽しみだよ!」
「……やった事が無いから分からないな……」
メリクルベルは、実験台(星空)に氷で封じ込める特殊攻撃をした!
実験台は防御するが凍ってしまう!
キーホは攻撃を仕掛ける!
だがかわされた!
迷いの魔使い・城鷹は、魔法攻撃をする!
ホーリィサークルを展開!
実験台の氷結が治った!
「……ターンが終了したみたいだね」
メリクルベルは紅茶を飲みながら、相手の攻撃決定を待つ。
制限時間は30秒。過ぎた場合は強制的に全員通常攻撃。
星空は冷えた体を暖める。
「……ゲームでも痛みや状態変化は本物だ……。と言うか、俺の名前が……」
「でも、勝手に攻撃を変える事は可能みたいだ。夜城君、良くやったよ」
「それ程でもないよー……!」
夜城は、にやける。
「まずは、彼女の動きを止める所から始めよう。僕は、彼女の攻撃を妨害する。夜城君がその後に状態変化の魔法を使い、星空君が、物理攻撃だ!」
メリクルベルは、実験台を氷漬けにする特殊攻撃を仕掛ける。
キーホは、攻撃しようとするメリクルベルに、妨害する。
キーホは身代わりをした!
キーホは凍りつく。
「ミステリアス・ホーク、発動。停止弾(ストップ)、発射!」
迷いの魔使い・城鷹は、状態変化魔法を使用した!
メリクルベルは停止する。