複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.689 )
日時: 2016/06/09 15:47
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

実験台は、物理攻撃をする。



メリクルベルは怯む!


「……だ、大丈夫か?」

「敵に心配する馬鹿はいないよ!星空君、此処は鬼になるんだ」

「……と言うかメリクルベルのHPってどれくらいなの?」



メリクルベルは激怒した!

「全て、わたくしの思い通りにならないと駄目ですの!」


メリクルベルの周りに、五人の兵士が現れる。いずれも同一人物で千石。



キーホが凍りながら話す。


「仲間が増加したのか?面倒だな……」




「全体攻撃で、ブライトブルームが使えるよ。でも、MPを結構食うけど……」


「雑魚を蹴散らせば問題は無い。一気に叩くぞ!」


「……未だにゲームシステムが分からない……」






兵士達の攻撃!


実験台は防御する!


迷いの魔使い・城鷹は、ブライトブルームを使う!


「ミステリアス・ホーク、発動。ブライトブルーム、発射!」



兵士たちの放たれた銃弾から、魔法陣が出現する。



「ターンエンド!」



魔法陣で攻撃出来るのは、次のターンから。



実験台はダメージを受ける。


キーホは氷結したまま話す。


「後、数ターンで彼女はもう一度動き出す。残り二ターンで全力を尽くすんだ」


「分かったよ……!」







兵士たちは攻撃する!


実験台は防御する!



状態変化魔法が発動!



兵士たちは、切られ潰されミンチにされる!


メリクルベルはショックを受ける。


「千石!千石ー!」


メリクルベルは涙を流す。




大山は星空に叫ぶ。


「今の内に彼女を倒すんだ」

「……でも」

「倒すんだ」



夜城は、星空を止める。


「……この人も、最愛の人を無くしたと思うんだけど……」


「……俺は、アンドロイド。感情と言うプログラムは無いが、人の気持ちは分かる」




星空は、メリクルベルを抱える。


「私達と共に、この世界から抜け出そう」




メリクルベルは泣き続けていた。








大山は呟く。


「……面白くないな、馴れ合い等」