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複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.696 )
- 日時: 2016/06/10 19:00
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
第六十一章 名も無き抜刀
木の葉舞う街角をグルグル回ればいつかの景色。
当たり前の普通の世界。
しかし、最初からその街角を歩む事すら許されない者達がいた。
それは殺し屋。
「や、やめてくれ!お願いだ!」
「これも一族の為だ。許せ!!」
血しぶきが、殺した男に振りかかる。
殺し屋には実にお似合いである。
しかし、彼自身はこの仕事に嫌気に刺す。
そして、殺し屋稼業から一般人へ足を洗った。
彼の名前は河上 誠二郎。伝説の人斬り【河上彦斎】の子孫である。
彼は現在、万屋で働いていた。
彼は、万屋の依頼リストを見る。
「....火傷治し?何処か火傷を負ったのか?」
そして、彼は斑達の依頼を見る。
「.....依頼開始時間から随分と時間が過ぎている。俺が別の依頼をしている間に彼女に何かあった可能性が高い.....しかし、最近は無意味な争いが多発している。道徳心も何もない.....」
彼は、立花の元へ急ぐ。
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