複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.697 )
- 日時: 2016/06/10 20:12
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
一方、立花は。
へとへとの卯敷と共に、暗殺部隊ドライアド、リーダー。ヴァイオレッタと闘っていた。
立花は銃弾が少ない為、慎重に銃を撃つ。
卯敷は、完全にビビっている。
ヴァイオレッタは、PDW【FN P90】と言う拳銃や蛇腹剣二本を使用し、立花を追い詰める。
「ドライアドに入隊して下さい。そしたら、この雨の様な攻撃を止みますよ」
「全く脅しのつもりかい?あたしには通用しないぜ?」
「さすが男よりは頭の出来が違いますね」
「また男性差別かよ.....そう言うのは客観的に見ていると哀れにしか見えないぞ?」
「そんな客観なんて捻り潰しますよ。私に見合う...女性が上の世界になれば良いんですから」
すると、霜月とエマがこちらにやってくる。
霜月は、卯敷を見る。
「……キャハ♪卯敷だ〜!」
「……?」
エマはブラッティハンドを維持したまま、ヴァイオレッタに近づく。
「....状況はどうなっているのかしら?」
「別に知らない....と言うか、意外に、あの少女がしぶとくてイライラするんだよ!
早く、血が見たいのに...」
ヴァイオレッタは蛇腹剣二本を使いながら、立花に接近戦を仕掛けようとする。
すると、卯敷が能力を発動。
ヴァイオレッタは吹き飛ばされるが、蛇腹剣二本を使い地面に突き刺す。
立花は早撃ちで銃弾を撃とうとするが、霜月に邪魔される。
「……アハハ。戦争ってさ、凄いよね。人殺しても良いんだから。例え、一般人でも」
霜月はクナイで、立花の額を刺そうとするが、立花は俊敏な動きで避ける。
エマは霜月に攻撃しようとする。しかし、ヴァイオレッタが阻止。
「此処は運命のカードに任せましょう」
ヴァイオレッタは、タロットカードを引く。
「number:four Emperor」
ヴァイオレッタは四と書かれた皇帝の意味を持つカードを引く。
「皇帝、男の中で一番の権限を持つ者で女性には成る事が出来ません。しかしそれも私の強さでは無意味です。皇帝と言う名前も私の奴隷にすぎません。偉大なる死の意味を持つ4も、偉大のつもりでいる男も、揺るぎない身分も私によって崩壊させます」
ヴァイオレッタは念能力を使う。
立花、霜月は苦しみ出し、卯敷は地面にめり込むほど、潰されそうになる。
エマはため息をつきながら他の所へ行く。
「獲物を横取りされたわね....イラつくから機動隊のクズ男共を蹴散らすわ!!」